ゴジラ・座頭市シリーズの曲を手掛けた伊福部昭は、社歌や校歌も作っていた!団体提供楽曲を集めた異色のコンサート

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校歌や社歌など、団体向けに作られた曲を集めた異色のコンサート「『日本の団体歌(校歌・社歌など)を集めて-伊福部昭とその門下を中心に』伊福部昭十年祭参加企画」がまもなく開かれる。「ゴジラ」をはじめとする映画音楽で知られる日本を代表する作曲家・伊福部昭氏が作った曲を中心に、日本の作曲家を研究する現代音楽評論家の西耕一氏がセレクトしたあらゆる団体の歌を生演奏で聴けるという何とも珍しい催しだ。

広く知られることはないが、音楽的に優れた作品の数々

「ゴジラ」シリーズのほか、「座頭市」シリーズなどの楽曲を手掛けたことで知られる伊福部氏は、日本各地の団体に提供した作品も数多く残した。コンサートの予定プログラムには「北海道賛歌」「世田谷区立玉堤小学校校歌」「大洋紡績株式会社社歌」など伊福部氏とその門下が手掛けた曲が並ぶ。

コンサートは日本の作曲家専門レーベル・スリーシェルズが企画した。社歌や校歌は一部の地域や団体を対象にしているため広く知られることはないが、それぞれの歌詞や音楽的にも優れたものが多い、という点に着目したという。普段コンサートなどで演奏されることが少ないこれらの曲を鑑賞することで、作曲家の知られざる仕事を知ってもらうことが狙いだ。

コンサートは2016年1月24日にカーサ・モーツァルト(東京都渋谷区)で行われ、午前10時45分に開場、入場料は無料(投げ銭方式)、出入り自由のマラソンコンサートとなっている。終了は16時30分ごろの予定。楽曲リクエストも受け付けており、演奏曲はまだまだ増える見込みだという。