冷たい風に肌がさらされるこの時季、室内でも乾燥機を一日中つけている人が多いですね。
肌にはもともと、自己免疫バリアーが備わっています。
しかし現代では、過剰な皮膚の洗浄や必要以上のケアにより、バリアー機能が弱ってきているとも指摘されています。
そうしたなか、お顔はこれ! 体はこれ! 特にひどいところはこれ!と、市販薬をあれこれつけて治すより、
毎日のお手入れの少しの見直し、簡単なオイルケアなどで改善も見込めるのです。
そこで今回はカサカサ肌を改善に導く、オイルの賢い使用法をご紹介!

顔、ひじをはじめ、体のあちこちが乾燥する悩ましい季節ですね


冬の時季のお風呂(シャワータイム)の見直そう!

乾燥肌の手入れでまず大事なのは、洗顔やお風呂タイム。
毎日お風呂に入る、1日2回はシャワーを浴びるなど、すでに洗いすぎの状態の人が、ボディソープを使ってゴシゴシ洗えば、より乾燥肌になるのは当然といえば当然。
そこで気をつけたいポイントがお湯の温度です。
温度が高ければ高いほど、皮膚に残しておかなければいけない必要な皮脂までも流してしまいます。
そのため、浴槽に浸かる場合は、ぬるめの湯船で保湿入浴剤を使うことが大事です。
シャワーの場合も、ぬるめの温度にすることはもちろんですが、湯船に浸かる場合に比べて水圧でより皮脂を流してしまう可能性があるため、シャワー後に体の水分を拭き取る際に、ボディーオイルを少量全身に塗ることをお勧めします。
これで、体がしっとりする感触を得られるはずです。


冬の時季の洗顔を見直そう!

クレンジングの時、オイルクレンジングを使っていると、肌の必要な皮脂までもクレンジングで取り去ってしまうので、この時季はクリームタイプや化粧水タイプがおすすめ。
洗顔フォームも、できるだけしっかり泡立てて、泡で優しく洗うイメージ。ゴシゴシ洗いだけは避けましょう。
また、お風呂場でシャワーを顔にあてるのも厳禁! 圧力の高い水流で皮脂がどんどん流れてしまうからです。
さらに「朝は洗顔フォームを使えばいいの?」という質問を私はよく受けますが、睡眠前のケアから朝の洗顔までの時間帯に、外出して肌を外気にさらしたり、ストレッチや運動などで汗をかいた以外は、朝の洗顔は基本ぬるめのお湯洗いのみで十分なのです。
つまり、肌が乾燥状態に陥れば陥るほど、お肌は自己バリアー機能を働かせるもの。
自己バリアー機能 = 過剰な皮脂が出てくる……ということなので、女性の誰もが経験したことのある“昼間のメイク崩れ”は、こうしたことが原因になっていると理解しましょう。

しっかり泡立て、やさしく洗顔を

しっかり泡立て、やさしく洗顔を


冬の時季こそ、洗顔後にオイルケアを!

洗顔が終わり、通常はここで化粧水をお肌に塗布しますが、
オイル➡化粧水➡美容液
という流れでケアをしてみると、驚くくらいにモチモチ肌になります。
ここで使うオイルは、美容オイルのこと。
スクワランオイルやホホバオイルなど、人間の肌バリアーの皮脂に近いオイルは大手雑貨店などでも手軽に入手できるので、それをほんの少量、化粧水の前に伸ばすようにつけることで、化粧水の浸透力が高まります。
もちろん、、、
化粧水➡美容液➡オイル
この手順も、けして間違いではありません。
ただし、オイルは酸化しますまで、一度封を切ったら、なるべく早く使い切ること。
さらに、肌に合うオイルを選ぶよう気をつけてくださいね。

ご自身の肌体質に合ったオイルを選ぼう

ご自身の肌体質に合ったオイルを選ぼう


頭皮のオイルケア

最後に……。
週に一度の割合で構わないので、シャンプー前に頭皮用オイルを頭皮になじませてからシャンプーしてみましょう。
たったこのひと手間で、オイルと余分な毛穴の汚れがなじみ、皮脂を取り過ぎないクレンジングができます。
週に一度なので、週末の夜など時間に余裕のあるときに実践するとよいかもしれません。
頭皮が柔らかくなり、髪がしなやかになりますので、ぜひ週末の入浴タイムに試してみてくださいね。