企画展「ソフィ・カル―最後のとき/最初のとき」が長崎県美術館で開催 -「見ること」を巡る3シリーズ
企画展「ソフィ・カル―最後のとき/最初のとき」が長崎県美術館で開催。期間は2016年2月6日(土)から2016年3月21日(月・祝)まで。
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写真と言葉を用いた物語性の強い作品で知られるフランスの現代美術家、ソフィ・カル。彼女は、ロンドンのテート・ギャラリーやパリのポンピドゥー・センターでの個展や第52回ヴェネツィア・ビエンナーレにフランス代表として参加するなど、国際的に活躍するアーティストとして知られている。
本展は、ソフィ・カルの長年のテーマである「見ること」をめぐる3つのシリーズで構成。生まれつき盲目の人々に「美しいものとは何か」を問う《盲目の人々》、人生の途上で失明した人々に「最後に見たもの」について語らせた《最後に見たもの》、貧しさゆえに海を見たことがなかった人々が生まれて初めて海を見たときの姿をとらえた《海を見る》などを展示する。
これらの作品は、私たちに「見ること」、あるいは「不在」や「喪失」などについて思考する機会を与えてくれるだろう。
【開催概要】
ソフィ・カル―最後のとき/最初のとき
会期:2016年2月6日(土)〜2016年3月21日(月・祝)
開館時間:10:00〜20:00(最終入場は閉場30分前)
※2月29日(月)は展示替えのため18:00閉場。
開催場所:長崎県美術館 企画展示室
住所:長崎県長崎市出島町2-1
休館日:2月8日(月)、22日(月)、3月14日(月)
観覧料:一般 1,000(900)円、大学生・70歳以上 800(700)円、高校生 600(500)円、中学生以下無料
※()内は前売りおよび15名以上の団体割引料金。
※前売り券の販売は2月5日(金)まで。