宇宙の資源を贅沢に使った、世界初の3Dプリンティング

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隕石を素材とした世界で初めての3Dプリンティングの技術がCES 2016で披露された。この小さなオブジェクトが、人類の活動領域を宇宙まで拡張する礎となるかもしれない。

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人類が地球の外へと生活圏を広げるには、宇宙の資源を利用するためのノウハウを培う必要があるだろう。いま、最先端技術によってそんな未来の暮らしが徐々に現実化されつつある。

先日、プラネタリー・リソーシズがパートナーである3Dシステムズと共同で、隕石から採取された鉄を利用した世界初の3Dプリンティングに成功した。そのオブジェクトは、1月7日にラスベガスで開催されたCES 2016『Engadget』のステージ上で初公開されている。

この宇宙船の模型は、粉末状になった本物の隕石を材料に、3Dシステムズが新開発した「ProX DMP 320メタル3Dプリンター」によってつくられている。地球外の原料を使った3Dプリンティングはこれが世界初であり、近い将来に宇宙空間で活用されるであろう3Dプリンターから生まれそうなデザインを連想させる。

今回使用された原料はアルゼンチンのチャコ州で発見された鉄隕石のオクタへドライトに分類されるカンポ・デル・シエロ隕石から採取されており、鉄、ニッケルとコバルトが含まれている。

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