『白鯨との闘い』 (C) 2015 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC ALL RIGHTS RESERVED.

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太平洋沖4800kmという死の海域で捕鯨船エセックス号を襲った衝撃の実話を描いた『白鯨との闘い』。1月16日より全国公開となるこの映画から、巨大鯨によって船を破壊された男たちが決死の決断を下す、本編中でも重要な意味を持つシーンを切り取った特別映像がムビコレ先行で独占解禁となった。あわせて、本作を撮影するにあたって使用された“数字”情報も到着した。

[動画]解禁となった『白鯨との闘い』船を捨てる決断を下す本編映像

解禁となった映像は、クリス・ヘムズワース演じる一等航海士オーウェン・チェイスが鯨に襲われ船を壊されたことを報告。どんどん海水が浸水していく中、船長が船を捨てる決断を下すというもの。船からは、ありったけの真水と食料が持ち出され、彼らはそれらを積み込んだ小舟に乗り、絶望的な航海に乗り出すことになるのだ。

では、鯨の威力はどれくらいあり、待ち受けている航海はどれほど絶望的だったのか? それを数字で検証してみよう。

まずは鯨の大きさから。一般的なマッコウクジラの平均体長が15メートルなのに対し、劇中に登場する白鯨の体長は約30メートルと超巨大なもの。尾ひれだけで約6メートルにもなり、体重は80トンに及ぶとされる。とはいえ、沈没させられたエセックス号ももちろん大きな木造船だ。その重量は238トンに及ぶ。だが、残念ながら白鯨の体当たりによってものの10分足らずで航海不能という状況に陥ってしまうのだ。

一方、船を捨て、小舟で漂流する乗組員には、どんな過酷な日々が待ち受けていたのだろうか? 当時のさまざまなデータをもとに著された『白鯨との闘い』では、3艘に別れて漂流生活に乗り出した乗組員たちに与えられたのは、1艘につき堅パン約90キロと水約240キロとされている。これを5〜6人で分け合いながら92日に及ぶ漂流生活を送らねばならなかったのだ。彼らは最初から長い漂流生活を予期していたため、1日当たりパン170グラム、水250cc弱しか食料を得ることは許されなかった。

映画には、こうした状況のもと、やせ細った乗組員たちが登場するが、実はキャスト陣にとって困難を極めたのが、その撮影の日々。極限の漂流生活を送った男たちをリアルに表現するため、通常、成人男性に必要な1日の摂取カロリーが約2600キロカロリーなのに対し、俳優たちはさまざまな撮影をこなしながら、1日の摂取カロリーを750キロカロリ―以下に抑えなければならなかったのだ。

かくして、乗組員を演じたキャストは全員11キロ程度体重を落とすことになったという。

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