指揮官の去就が不透明なミラン、元伊代表監督のリッピ氏と会談か

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 日本代表MF本田圭佑が所属するミランのシルヴィオ・ベルルスコーニ名誉会長が、元イタリア代表監督のマルチェッロ・リッピ氏と話し合いを行ったという。イタリアメディア『ADN Kronos』が11日に報じた。

 同メディアによると、ベルルスコーニ名誉会長は今シーズン限りの橋渡し役としてシニシャ・ミハイロヴィッチ監督の後任候補に浮上しているリッピ氏と会談。現在のチームの状況を分析するために話し合いの席を設けたという。

 しかしリッピ氏の息子、ダヴィデ・リッピ氏はこれを否定。「父は(故郷の)ヴィアレッジョにいた。この話について父は何も知らない。この数日、ローマやミランとの接触が報じられたが、このことについては一切関知していない」と説明し、またクラブ公式チャンネル『ミラン・チャンネル』もこのことについて否定している。

 一方で、同国メディア『Calciomercato.com』は、クラブが否定した後も会談が行われたと強調。日時や場所などは明らかとなっていないが、ベルルスコーニ名誉会長とリッピ氏の会談が行われたことは確実であると報じている。