会議室はサークルの打ち合わせ、セミナー、個人レッスン、ボードゲームなど幅広い用途に使われている
不動産投資の「お金も労力もハンパない」というイメージに引きずられ、一歩を踏み出せずにいるサラリーマンも多かろう。だが実際、本業は会社員でありながら投資を成功させ、専業大家に転身する人も少なくない。今回は不動産投資を成功させる極意を実例から学ぶ。

◆格安の会議室を運営。3か月で売上げ44万円
【須川勝さん】
(仮名・35歳)/流通

「元手がない会社員にこそオススメなのが貸し会議室ビジネスです」と語るのは、3か月前から2軒の貸し会議室経営を行なっている須川勝さんだ。その手法は、普通のワンルームマンションを借り、それを会議室として1時間500〜1500円でレンタルするという極めてシンプルなもの。

「現在は家賃7万6000円の新宿のワンルーム(20屐砲函家賃6万5000円の渋谷のワンルーム(15屐砲2部屋を借り、毎月約42万〜43万円の売上げを得ています。そのうち、家賃や管理費、光熱費を引くと、毎月15万〜20万円ほど手元に残りますね。また、初期費用も、敷金・礼金や保険、机やイスなどのオフィス備品の購入で、2軒合わせて50万円ほどで済みました」

 人によっては敷礼ゼロ円物件にして、備品も全部レンタルで済ます人もいるとか。とはいえ、部屋を借りて会議室仕様にしただけではお客はつかない。そこで、大切なのが「貸し会議室サイトに登録しておく」ということ。

「僕が利用しているのは『スペイシー』という貸し会議室サイトです。いろいろと比較してみたのですが、ここは登録して物件情報さえ掲載しておけば、予約、入金確認もろもろ全部を一括で受けてくれるので便利です。売上げの15〜25%を手数料として運営側に払うことにはなりますが、おかげさまで僕の仕事は、家賃を払うこと。それに、週1回会議室を掃除する程度です」

 だが、気になるのが稼働率。これだけすでに世の中に会議室があるなかで、ちゃんと部屋は埋まるのだろうか。

「主要駅から徒歩7分圏内の駅近物件で料金をカフェで一人コーヒー1杯飲む程度の金額に設定にすればお客はつく。まだ開始から3か月ですが、登録初日から予約も入り、集客に困ったことはありません。一方、1日何回転もするので、備品が壊されたり、ゴミを放置されたりとトラブルがあっても、『誰がやったのか』が不明なのが悩みでした。でも、最近はメールなどで禁止事項をアピールして防止してます」

 現在、すでに3軒目の物件を探し中だという須川さん。貸し会議室ビジネスは、時間も元手もない会社員には最高の副業になるかもしれない。

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