フェルメールやレンブラントも!六本木で17世紀のオランダ黄金時代を知る展覧会

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17世紀に、貿易を通じて世界でも有数の富裕国となったオランダ。その黄金時代には、経済だけでなく新しい芸術文化も大きく発展したとか。日本で大人気のフェルメールやレンブラントをはじめ、当時活躍した数多くの画家たちの作品を通して、オランダの豊かな黄金時代を追体験して。

2016年1月14日(木)から3月31日(木)まで、六本木ヒルズ森タワー52階の「森アーツセンターギャラリー」では、「フェルメールとレンブラント:17世紀オランダ黄金時代の巨匠たち」展を開催する。バロック時代を代表する画家のひとりであるヨハネス・フェルメールや、「光の画家」として知られるレンブラント・ファン・レインをはじめ、48作家による60点のオランダ絵画が集結する。

さまざまなテーマで描かれた「風景画」や、貿易船や漁船を描いた「海洋画」、世界各地から集まった珍しい物資をテーマにした「静物画」、当時の日常生活がしのばれる「風俗画」など、ジャンル別に展示されるとか。当時は各家庭に絵が飾られるなど、豊かな暮らしを楽しんでいた17世紀のオランダが垣間見えるはず。

「この展覧会のために、オランダのアムステルダム国立美術館やロンドン・ナショナル・ギャラリー、メトロポリタン美術館など、各国を代表する美術館から傑作が集まりました。日本初公開の作品も多数登場します。選りすぐりのオランダ絵画が、これほど一挙に貸し出される機会はめったにないと思います」と、広報担当の松井さん。

特に、メトロポリタン美術館の傑作とされる、フェルメールの「水差しを持つ女」や、レンブラントの「ベローナ」などは、アートファンなら見逃せない。

また会場には、人気ブランドやキャラクターとのコラボレーショングッズもさまざまに用意しているとか。例えば、芦屋発祥の洋菓子ブランド「アンリ・シャルパンティエ」からは、風味豊かな9種類の焼き菓子が入った「プティ・タ・プティSボックス(26個入り)」(1458円)と、人気のフィナンシェ3個に宇治抹茶の香りのフィナンシェ2個を加えた「フィナンシェ2種詰め合わせ(5個入り)」(918円)が、フェルメールの代表作「水差しをもつ女」のパッケージに入って登場。

この絵に描かれている水差しを模した木製のオリジナルピック付きだから、アート好きな友人へのお土産にもおすすめ。


フェルメールの故郷・デルフトの伝統的な焼き物をモチーフにしたレーステープ「DELFT SERIES(デルフトシリーズ)」(幅15mm x 長さ10m・全5種・540円)も気になるところ。「パビリオレーステープ」とのコラボレーションしたこちらは、この展覧会でしか手に入れることができないのでお見逃しなく。

さらに展覧会の音声ガイドには、美術館巡りが好きだという人気俳優の玉木宏さんを起用しているとか。温かみのある美声で、心地よいナビゲートも期待できそう。17世紀のオランダ黄金時代を絵画でたどりながら、豊かな時代の雰囲気を堪能して。