出国会見でオリンピックへの意欲を見せた石川遼 日の丸を背負ってリオの地を目指す(撮影:ALBA)

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 14日(木)に開幕を迎える「ソニー・オープン・イン・ハワイ」で2016年の戦いをスタートさせる石川遼が8日深夜羽田空港から出国。PGAツアーでの躍進へ意気込むとともに、8月のリオ・オリンピックで112年ぶりに正式競技に復活するオリンピック出場へも意欲を見せた。
石川遼がキャロウェイのビッグボールに…
 昨年9月の「ANAオープン」に出場していた際には「正直僕には縁がない」と話していたオリンピックだが、刻一刻と近づく開幕へやはり意欲は抑えきれなかった。オリンピック出場には7月11日時点の世界ランクで15位以内に入るか、オリンピックランキングで日本勢上位2人に入る必要がある。石川は現在6番手につけているが、ポイントの高い米ツアーで7月までに活躍を重ねることができれば代表の座を射止めることも可能だ。
 出国前会見で石川は「歴史で言えばメジャーの方がはるかにありますが、オリンピックはゴルフファンのみならず、他のスポーツファン、さらにスポーツ観戦を普段しない方も見る。自分としてはモチベーション高くそこを目指していければと思う」とこれまではしてこなかった五輪への意欲を明確に口にした。
 「やはりゴルフ界に与える影響は大きいと思うし、1つの勝ち負けで、歴史が変わったり、世界が動く部分があるのがスポーツの醍醐味。これはどのスポーツも共通でゴルフ界にも大きなチャンスが巡ってきたなと思う」。アメリカ、日本、欧州など主要国でもゴルフ人口減少が続く中だけに、ゴルフ人気回復にもオリンピックは大きな意味合いを持つこととなる。その中に自分が入りたいというのも偽らざる気持ちだ。
 112年ぶりに復帰するオリンピックでのゴルフは誰にとっても未知の世界。ブラジルでの戦いはどんなものになるのか想像もつかないが、その厳しい環境も石川は歓迎する。「行ったことのないところにどんどん行ってみたいと思う。今までは新たなチャレンジに自分でブレーキをかけていた。アメリカに行ってからはローリスクばっかりとっていたと思う。だけど、今年はハイリスクでもハイリターンをもぎ取ってやろうというトライをしたい」。チャレンジの舞台を明確に捉えて石川の目はいっそう輝いた。
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