富川アナは小泉進次郎のそっくりさん?(左が富川アナ、右が小泉氏)

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テレビ朝日「報道ステーション」のキャスター、古舘伊知郎氏(61)の後任は、同局の富川悠太アナウンサー(39)と決まった。同局が2016年1月8日に発表した。

古舘氏は3月いっぱいで降板することが急に明らかになり、後任を巡っては様々な名前があがっていた。結局、「局アナ」という無難な選択となった。年齢的には大幅な若返りだ。富川アナとはどんな人なのか。

野球部仕込みの健脚

「さっぱりした、明るい感じ。小泉進次郎みたいなイケメン」。何度かテレビで富川アナを見てファンになったという中年の主婦はそう語る。

確かに、「そっくりさん」を比べているネットのサイト「soKKuri?」を見ると、「富川悠太と小泉進次郎は似ている? 似ていない?」という比較がある。「似ている」がなんと76%(2016年1月9日現在)と多数を占めている。「富川アナ」を知らない人は「小泉進次郎」をイメージすると、大きなズレはないかもしれない。

富川アナは横浜国大卒で99年入社。04年の「報道ステーション」スタート時から番組の現場リポーターをしており、登場回数は多い。古舘氏の夏休み時には代役も果たしてきた。それだけに局内からの後任候補としてすぐに名前が挙がっていた。11年から始まった「報道ステーションSUNDAY」のキャスターも務めていることもあり、一定の経験と知名度もある。

東京の有名進学校、都立国立高時代は野球部の副主将。横浜国大教育学部に進み、体育学を専攻して、小学校教諭の免許を持っている。現場レポートで時折走るシーンがあるが、健脚は野球部仕込みなのかも。

既婚で2男の父。時代劇が大好きで、とくに同局の「暴れん坊将軍」の大ファン。自ら俳優として出演したこともある。

民放連のテレビ教養部門で優秀賞

明るくさわやかな印象が先行しがちだが、シリアスな一面も。視聴者に強い印象を残したのが、14年12月に放送されたドキュメンタリー番組「笑顔の約束〜難病ALSを生きる〜」だ。筋萎縮性側索硬化症という難病と闘う、いとこの富川睦美さんを主人公に、レポーターを務めた。

難病と闘いながら、笑顔を絶やさなかった睦美さん。延命措置を望まないという睦美さんの意思は変わらず、みずから企画したお別れ会の実施を提案。準備や進行を友人に託す。そんな睦美さんの亡くなるまでの日々を、富川アナは寄り添うように克明にリポート、同番組は、昨年11月、民放連のテレビ教養部門で優秀賞を受けている。

同番組を見た視聴者の一人は「しばらく富川さんを見かけないと思ったら、この特番に専念していたんだと知り、驚いた」という。

「絶対王者」の古舘キャスターの後を継ぐことになった富川アナ。「背中を追い続けてもまったく近づくことすらできなかった古舘キャスターからいきなりタスキをつなぐことになり、まだ現実のものとして受け止められておりません」と正直な心境を告白している。

04年、古舘キャスターが、その前の久米宏さん(当時59歳)から引き継いだときも、「新人アナウンサーの気分。身の引き締まる思いです」と殊勝にコメント。久米宏さんを「天才。ものすごかった」と持ち上げつつ、自分は「命を掛けて頑張る」と宣言、求められる結果については「1年見てくれ」と言っていた。