米国ネバダ州ラスベガスにて開催中の「CES 2016」のソニーブースにて、ソニー銀行が201614日よりサービススタートのSony Bank WALLET』と、指紋認証対応アプリを展示。海外に向けて、ソニーの新しい金融サービスをアピールした。

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『Sony Bank WALLET』。券面画像はベーシックタイプと「PostPet」デザインの2種類が用意されている

「『Sony Bank WALLET』は、国内はもちろん、海外でも利用できる、Visaデビット機能付きのキャッシュカードです。このカード券面のデザインは、ソニークリエイティブセンターが担当しました。また、4月初旬にリリースする残高照会アプリがFintech(Finance×Technology)な側面もあり、今回、CESに出展しました。日本円や米ドル、ユーロなど、11通貨対応のデビットカードは日本国内初ですが、アメリカにも例がありません。海外メディアからは『革新的だ、クールだ』といった言葉を多く頂いています」と、ソニー銀行広報の堀川知之さん。

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CES出展の感想を語る堀川知之さん

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ベーシックタイプのカードの券面画像は、世界の紙幣で使われているカラーとパターンにインスピレーションを受けてデザインされた

 『Sony Bank WALLET』は、世界11か国の通貨に対応したマルチカレンシーなカード。世界200以上の国と地域にある約3600万店のVisa加盟店でショッピングでき、世界200万台以上のATMから現地通貨を引き出すことができる。

 海外で買い物をする場合に現地通貨の外貨預金を開設していれば、為替手数料は無料。現地通貨をATMで引き出す場合の手数料も、11.76%とお得に設定している。仮に残高が足りない場合や外貨預金を開設していない場合、為替コストが発生するものの、「円からアシスト」機能で自動的に不足分の外貨を購入して、支払えるところも便利だ。

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『Sony Bank WALLET』の“新しい通貨のカタチ”を海外にアピール

 そんな『Sony Bank WALLET』カードの利便性をさらに高める残高照会アプリが、4月初旬にリリースされる。アプリでは円預金と外貨預金の金額を確認でき、Visaデビットで支払える限度額を表示。取り引き履歴が見られるほか、ソニー銀行の今のレートでの外貨計算ができる電卓機能も付いている。

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新しく登場する残高紹介アプリのデモ画面。Android端末の指紋認証機能でログインする

「新しいアプリは、Android6以降の端末既存の指紋認証と連動して、ワンタッチでログインできます。まずAndroid版を4月初旬にリリースし、その後、iOSを順次対応予定です。『Sony Bank WALLET』はあくまで日本国内のサービスで、海外展開は予定していませんが、マルチカレンシーやエクスチェンジビューに対する海外からの評価をうれしく思います」と堀川さんはCES出展の感想を語る。

 ソニー銀行ではネット専業銀行の強みを活かして、外貨預金の為替コストを1米ドル当たり15銭、1ユーロ当たりも15銭などとリーズナブルに設定。このエクスチェンジビューについてもグローバルで評価された。

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文/綿谷禎子