パナソニックのOneConnectを搭載する車内エンターテインメントによるデモンストレーション

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 パナソニックが米・ラスベガスで開催中の「CES 2016」で、オートモーティブ向けとして独自に開発したマルチエンターテインメントプラットフォーム「OneConnect」を発表した。米リンカーンが2017年モデルの新車として展開する「LINCOLN MKZ HYBRID」などに搭載される予定だ。

 「OneConnect」はパナソニックの米グループ会社が買収したネットラジオのAUPEO!をベースに開発されたプラットフォーム。車載インフォテインメントシステムに搭載することで、クラウド経由で交通情報を取得したり、お得なクーポン情報が手に入るサービスや、音楽ストリーミングなどが楽しめるようになるサービスモデルがCESの会場で公開されていた。クラウドサービスへの接続は、車載システム自体にLTEなどのネットワーク通信機能を組み込む方法もあれば、スマートフォンを接続してその通信機能と連携することもできる。スマートフォンとの連携による車内でのハンズフリー通話なども展開例として紹介されていた。

 パナソニックでは今後も自動車メーカーにカスタマイズ性も高い「OneConnect」の優位性をアピールしながら、IoTによる差別化のためのツールとして魅力を訴求していく考えだ。現在は約20のブランドとともに製品開発が進められているという。アップルの「CarPlay」やグーグルの「Android Auto」とともに、これからの車を中心としたIoT市場を盛り上げる技術になりそうだ。

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