それって犯罪ですよ! ついうっかりしてしまいそうな職場での犯罪行為

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最近、会社内でのセクハラやパワハラ、無理にお酒を飲ませるアルハラなどが事件として取り上げられることが多くなった。

会社内での対応や処分で済むケースもあるが、本当に犯罪となるケースもある。

しかし、実は会社内で行われる犯罪は、セクハラやパワハラなどだけではない。

普段、問題はないと思っている行為も、実は、法律的には犯罪になり得ることがいっぱいあるのだ。

●会社の備品を持ってかえったらNG?
ボールペンやホッチキス、クリップなど、仕事で使う文房具などは、会社内で自由に使えるように置いてあることが多い。
会社側で用意されているので、「会社の備品=持ち物」であるという意識は少ないかもしれない。
しかし、だからといって、家に持ち帰って私用に使うなどというのはもってのほかだ。
しっかり、横領罪にあたるのだ。

●メールを勝手に転送したらNG?
社内メールの転送、実は、これも気をつけなければならない。
転送機能は、元のメールに一文付け加えたりして別の人に送るわけだが、メールの全文が自動的に入った状態で送られてしまう。

つまり、元メールを送ってくれた人の名前や会社名、携帯番号、メアドなど、さまざまな個人情報も、そのまま送られてしまうわけだ。

実は、これが個人情報の流出にあたるのだ。
また、送った人が別の人には見せたくない情報が含まれているケースもある。
そうなると守秘義務に抵触することもあるかもしれない。

特に別の企業宛にメールを転送する場合には気をつけないと、会社の守秘義務に違反や、情報漏えいといった、大事になるかも知れないのだ。

●スマホなどの電子機器を充電したらNG?
スマホやパッド、ノートパソコンなど、私物である電子機器を会社の電源を使って充電している人はいないだろうか。

実は、これも窃盗罪にあたる。
目に見えないものではあるものの、会社内の電気は会社側が料金を支払っている。
もし、会社側で、私物のスマホ充電などの利用が承認されていない場合に、利用すれば立派に犯罪となってしまうのだ。

ほんのちょっとだからいいじゃないかと思いがちだが、被害額は少なくても罪は罪なのである。ちなみに水やガスも処罰の対象となるので気をつけよう。

ただ、会社側で容認、許可されている場合や、管理できないものとして対象外のWi-Fiなどの電波や電磁波は問題にはならない。

●経費での買った物のポイントは、自分に付けたらNG?
会社の経費で買い物を頼まれた場合、お店のポイントカードを持っていたら、ついポイントを溜めたくなってしまう。
でも、よく考えれば経費での購入によって生じたポイントは、会社のものだ。
私的に使ってしまった場合、横領ということになる。

このように、日頃あまり気にせずに行っていることでも、実は、犯罪となる行為は意外に多くある。

どれもこのくらいのことで、と思われがちかもしれない。
もちろん、多くの場合、会社側が許可したり、黙認したりされているケースは多い。

しかし、もし、何かのトラブルが発生して会社に訴えられた場合、
法的には、どれも立派な犯罪となり、罪を問われることになることを理解しておきたい。