Twitterが140字制限から1万字へ拡張を準備中。CEOが「長文写真貼り付け」で理由を説明

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Twitter が現在の140字制限を撤廃し、最大1万字までの拡張を準備していることが分かりました。社内での名称は「Beyond 140」。

TwitterのCEO Jack Dorsey は関係者からのリーク報道に対して、実際に長文ツイートをテスト中であることを認めたうえで、なぜそれが必要なのか、「長文のスクリーンショットをツイートに貼る」という方法でみずから示しています。ユーザー数の伸び悩みに対してさまざまな新機能を模索する Twitter が、140字制限の撤廃を検討していることは以前からたびたびうわさとなってきました。

今回 Re/Code が関係者の証言として報じたのは、140字制限を変更する新機能は Twitter社内で「Beyond 140」と呼ばれており、今年の1〜3月期にも導入される見込みであること。

実際の設計としては、タイムライン上には従来と変わらない140字だけを表示しつつ、開くと残りの文章も読めるような仕組みとされています。

このリーク報道に対して、Twitter の CEO Jack Dorsey 氏はみずから「ツイートに長文のスクリーンショットを貼り付ける」という方法で新機能の意図と社内での議論を説明しています。
要約すると、

・Twitter の本質は公開メッセージ。簡単に何でも、誰にでも発言でき、誰もがすぐにそれを読めること。

・140字制限はSMS(携帯のショートメール)で使えるよう後から導入したが、結果的に創意や簡潔さ、スピードにつながった。このスピード感は決してなくさない。

・Twitterユーザーの行動を観察していると、文章を伝えるためテキストのスクリーンショットを撮って画像としてツイートしていることがある。これを画像ではなくテキストのまま貼れれば、検索もハイライトもでき利便性が増す。

・Twitter の本質は素早く、公開で、生きたやりとりという性質。これは変わらない。しかしユーザーにとって利便性を高め力を与えるため、ユーザーのやりたいことをかなえるためならば、新機能や新仕様の追加にも躊躇しない。新機能を追加する場合、サードパーティー開発者が準備できるよう余裕を持って事前に伝える。

といった内容です。実際に140字制限を撤廃するとも1万字にするとも語ってはいませんが、一方で長い文章を伝えたい需要があることを認め、利便性を高める仕様変更には躊躇しないとしつつ、Twitterにとって最重要なのは簡潔さと即時性のあるやりとりでありこの点は変えるつもりがないとしつこいほどに強調しています。

関係者情報にあった「タイムラインでの見た目は従来どおり140字まで。タップすると添付写真や動画のようにテキストが展開する」仕組みは、CEOが語った方針とも矛盾していないことになります。

実際に導入されるのか、されるとして時期などは、CEOのいうように「あれば事前に通告する」ものの未定。実際に「Twitterらしさ」が変わらないかどうかは、究極的にはユーザーの使い方に依存するにせよ、長文は写真を貼るように別枠の仕組みであれば、タイムラインのツイートが冗長な長文の冒頭だけになって一覧性が落ちることは歯止めがかけられそうです。