新しい年を迎え、関東以西の日本列島では、春のようなポカポカ陽気が続いている。一方、東北から北では、例年通りの寒さだ。例えば秋田県では、曇りのち雪、最高気温は沿岸部で4度、内陸部で1度という予報が出ている。(2016年1月5日、気象庁)

1月3日、次のようなツイートが投稿され、話題を集めた。

写真は、「寒いけどコートはイヤだ」という見出しがついた、地元の新聞「秋田魁新報」の記事のクローズアップだ。それによると、秋田県内の男子高校生は、冬場どんなに寒くてもコートを着ないで通学しているようだ。

マフラーだけあればなんとかなる

雪の角館。写真はイメージです(Hideyuki KAMONさん撮影,flickrより)

冒頭のツイートは、6000を超えるリツイートがあり、大きな反響を呼んだ。こんな声が寄せられている。

「雪が吹きすさぶなか」でも、コート着ているのは大人しい生徒だけで、「オラついてる」ちょっと元気のいい生徒は学ランだったとのこと。

「マフラーだけあればなんとかなる」とか、「コート脱ぐという習慣がない」といった声も......。地元ではとくに不思議なことではないようだ。

青森県や岩手県でも、同じような傾向があったという証言もあった。

一方、こんな声もあった。

「女生徒はそれでもスカート姿が多くて足下寒そうだった」、「秋田の女子高生のミニスカもすごいな 見ただけで凍死しそう」、「JKがナマ足ブーツの方が衝撃的だった」という証言だ。女子生徒のナマ足に雪用ブーツが過去に流行したことがあるという。男子生徒がコートを着ないのもすごいが、女子生徒もかなりのものだ。北国の高校生、恐るべし。