5日の東京は、3日連続で最高気温が15℃を超えて春のような暖かさが続きましたが、週末には寒気が入って冬の寒さが戻るでしょう。

暖かな空気は次第に本州の南へ

5日(火)も日本の上空約1,500mで0℃以上の暖かな空気が本州の南岸へ流れ込み、関東から西の各地は3月から4月並みの陽気の所が多くなりました。東京の最高気温は3日連続で15℃を超え、(1月としては1979年以来37年ぶり)、沖縄では最高気温が25度以上の夏日地点が22か所と、アメダスの整備が進んだ1978年以降、1月上旬としては記録的な暑さになりました。
このあと暖かな空気は徐々に南へ下がります。週末からは寒気が流れ込むため、関東も冬の寒さが戻るでしょう。
6日(水)は、本州の南を前線が通過するため、関東各地で雲が多く、日差しの温もりは感じられそうにありません。北風も吹きますので、実際の気温よりも寒く感じられそうです。
7日(木)は日差しが戻って過ごしやすくなりますが、8日(金)からは晴れても最高気温は東京都心で11℃前後と、この時期らしい寒さが戻るでしょう。関東では3日(日)から季節外れの暖かさが続いていましたので、一層寒く感じられそうです。体調管理にお気をつけください。
また、13日(水)は南岸低気圧が予想され、内陸を中心に雪の可能性が出てきました。低気圧の進路によって今後予報が変わる可能性がありますので、今後のtenki.jpで最新の情報をご確認ください。

東京と栃木の10日間予報

東京と栃木の10日間予報


サクラ開花予想は2月3日から

サクラのほころぶ頃の陽気が続いていますが、日本気象協会では今年もサクラの開花予想を発表します。第一回は2月3日(節分)からの予定です。また、サクラの開花予想を始めて10年目を迎える今年は、「日本三大桜」の開花予想を初めて実施します。お花見の予定をたてるのに、どうぞご活用ください。詳細は、関連リンクからご覧いただけます。
【日本三大桜】
福島県「三春滝桜」(みはるたきざくら:ベニシダレザクラ)
山梨県「山高神代桜」(やまたかじんだいさくら:エドヒガンザクラ)
岐阜県「根尾谷 淡墨桜」(ねおだに うすずみざくら:エドヒガンザクラ)の開花予想を行っていきます。