Photo by Leo Hidalgo (@yompyz)

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 あなたの長所はどこですか? そこでもし「優しさ」と答えたあなたは、男に愛されない女なのかもしれません。恐ろしいことに、男が本当に求めているのは「優しい女」ではないのです。その理由と、複雑な男心を解説していきましょう。

”女の優しい”は恋愛市場で長所にならない?

 全ての人に、分けへだてなく接することができる女性がいるならば、彼女は「天使」と呼ばれ、褒め称えられるかもしれません。ですが、必ずしもその彼女の恋がうまくいくとは言えないでしょう。なぜなら男は、自分と自分以外の男を分け、愛情で差別してくれる女性が好きな生き物だからです。

 一般的に男性は誰もが、「オレは他の男とは違う。特別な存在なんだ」という自意識を抱えています。横並びでみんなと同じ、ということを嫌います。どんなに平凡な男性でも、「自分は特別な存在」「他人とは違う何かがある」と、なんの根拠もなく思っているものです。生物学的に男とは「自分が優れている、強い男だということを認めて欲しい生き物である」という点がポイントなんです。

 人気を集めたマンガ『愛すべき娘たち』(著者/よしながふみ・出版/白泉社)に、「優しすぎて愛されない女性」のひじょうに分かりやすい参考例が登場します。

 アラサーOL莢子(さやこ)は大好きだった祖父の「全ての人にやさしくしなさい」という教えを堅く守っていました。

 そして、そのために彼氏から「言ってみろよ 俺が世界で一番大事で それ以外の人間なんて どうでも いいって」と言われても何も返せず、「そんな困った顔すんなよ!」と怒鳴られてしまいます。

 自分を特別扱いしてくれない彼女に、彼は“自分のことを認めてくれ”と怒っているのです。

 そして莢子は、「恋をするって 人を分け隔てることじゃない」と気づくのですが、彼女にはもはや人を差別・区別することができず、最後には修道女になってしまう、というストーリーです。

「誰にでも優しい」や「誰からも愛される」というのは、”人として”は長所ですが、”女性として”男性から愛されるポイントではないのです。

「優しさ」を売りにしている女性は、その「優しさ」を彼だけに発揮してみてください。そうすると、長所は「優しさ」ではなくなってしまいますので、他の魅力も磨かなくてはいけません。他人への態度ではなく、あなた自身の内面を磨く方向へ向かえば一石二鳥です。

 あなたがもし彼氏がほしい、結婚がしたい、と強く思うのならば、意中の彼以外を徹底的に差別して、冷たくあしらうべきではないでしょうか。”特定の彼”を徹底的に特別扱いで喜ばせるのが重要なはずです。

 誰にでも優しい女性…これこそはまさに「二兎を追う者は一兎も得ず」という言葉がぴったりかもしれません。