2016年の新春相場は世界の影響が小さくて 出世期待の大きい中小型テーマ株を狙え! 介護、自動運転、ドローン関連の3銘柄を紹介!

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1年の計は元旦にあり。株式投資においても、最初に選ぶ株では失敗したくないもの。そこで今回は、2016年の1年間を通じて株価上昇が見込める中小型株を紹介しましょう。

2016年の注目テーマはずばり
介護、自動運転、ドローン関連!

 新春相場においては、1年を通しての出世期待銘柄などに関心が高まりやすいと考えられます。こうした候補としては、高い業績成長が続いている銘柄、市場で注目のテーマとの関連度の高い銘柄などが該当します。とりわけ、値動きの変化度が高い中小型株などに、より期待感が高まりやすくなる傾向があります。今回は、こうした観点で銘柄選びを行ないたいと思います。

 新年から注目されるテーマとしては、自動運転関連、ドローン関連、介護関連などに期待しています。自動運転は2015年も1年を通して物色テーマとされましたが、大手自動車メーカーの自動運転の実現に向けた取り組みが足元で加速化していること、関連企業の中心に位置づけられるZMP社のIPO(新規株式公開)が接近していることなどから、2016年も折に触れて関心が高まっていくと考えます。

 「空の産業革命」とも言われるドローン関連は、2015年12月からドローン規制を強化した改正航空法が施行されることもあり、2016年は市場が離陸する「ドローン元年」となる見通しです。2015年の業務用市場は約30億円から、2020年には同200億円、2030年には同1000億円超までの拡大も試算されています。

 介護関連は、先に緊急対策が取りまとめられた「1億総活躍社会」に向けた政策対応の動きが早急に期待される分野です。特に、ネックとなっている人材不足解消に向けた対策などが注目されるでしょう。

株価上昇の原動力は業績の成長力!
売上高と経常利益の2桁成長に注目

 また、年間を通した株価上昇を期待するには、業績成長力の強さなども必要となってきます。今回、業績成長力の強さに関しては、実績が出ている前期決算までの3期間、売上高、経常利益がともに2ケタ成長を続けている銘柄としました。実績をベースとしたのは、保守的な業績予想を理由に除外される銘柄を除くためです。フィスコアプリにおいて、売上高変化率、経常利益変化率がそれぞれ、3期以上連続で10%以上の銘柄をスクリーニングすると、84銘柄がピックアップされました。

 今回は、その84銘柄の中から、先の3テーマに関連する銘柄をそれぞれ1つずつ取り上げます。アイサンテクノロジー(4667)、モバイルクリエイト(3669)、エス・エム・エス(2175)と、それぞれ、各テーマに関連性の高い銘柄になっています。

 ちなみに、エス・エム・エス(2175)は、時価総額は1000億円前後とやや大型株の部類に入りますが、介護分野向けの人材サービスを手掛けており、活躍余地が大きいとみられることなどは強調したいところです。

 なお、年初の相場環境を考えても、テーマ性の高い中小型株が優位と考えます。米国では利上げが実施される可能性が高いとみられますが、実際に利上げした後の新興国への影響、追加利上げ実施への警戒感の早期の高まりの有無などを見極めたいとして、輸出関連株や金融関連株などの大型株には様子見ムードを崩せないと判断されるためです。(フィスコ・佐藤勝己)

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 ところで今発売中のダイヤモンド・ザイ2月号(表紙は堀北真希さん)では、「買っていい×買ってはいけない!人気株500の売り・買い診断」が載っている。今回紹介した以外のオススメ高配当株や株主優待株、そして10万円株などが満載だ。さらに、今絶対買ってはいけない株も一目瞭然。2016年の株投資とともに、保有株の現状チェックにもぜひダイヤモンド・ザイ2月号を役立てて欲しい。ザイ2月号には、「いつ買う?いつ売る?郵政3社で長期でも短期でも損しない方法」「プロ71人が集結!株全予測&儲け方」「16年の拡大NISA&ジュニアNISAの負けない使い方」も載っている。