【節約】FPが解説! スマホで管理できる簡単“ムダづかい”激減テク

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ムダづかいが減らせないとお悩みのあなた、まずは「金額の高いムダづかい」をゼロにするところからスタートしてみましょう。ファイナンシャル・プランナーの筆者がススめる「欲しいものリスト」を作れば、2016年のムダづかいは一気に減らせるかもしれませんよ。

ダイエット効果も!? FPが教える、お金が貯まる「家計簿」のつけ方

2015年はムダづかいばかりだったと反省している人へ

分かっているけどなかなか減らないものといえば体重とムダづかいです。そして、体重もムダづかいも減らすことができれば人生の選択肢が少し広がる、という点でどこか似ています。

体重が少し減れば着ることのできる服も増えますし、社交性も少しアップするかもしれません。

ムダづかいが少し減らせればその分お金が貯まる理屈ですし、お金があれば人生の余裕が生まれ、できることがぐんと広がります。

どちらも成功すれば自分に自信がつく、という点でも共通しています。

ちょっと前に家計簿をつけたらムダづかいが減って、ひいてはダイエットにも効くかも、という話をしましたが、今回は「欲しいものリスト」でムダづかいを減らすテクニックを紹介したいと思います。

2015年にムダづかいしすぎた、という人はぜひチェックしてみてください。

ムダづかいを減らすなら「欲しいものリスト」を作ろう

「欲しいものリスト」を手帳やノートに書き出してみたことのある人は多いと思います。仕事術のひとつにGTDというものがありますが、GTDでは徹底的にToDoリストを書きだそうといいます。公私にわたってリストを作ったり(週末の買い物リストも作ってよい)、あるいは中長期的なToDoリスト(5年以内に○○資格試験に合格のような項目もリスト化する)も作っていきます。

リストを作ることの意義は、なんといっても「見える化」されることです。これによって「本当に欲しいもの」をリスト化し、優先順位をつけられるようになります。

お店でいいものをみつけて「買うか?」と思ったときには、「欲しいものリスト」をチェックすることで、「いや、これよりリストのこっちのほうが優先順位が上だ」と頭の整理ができるわけです。

今回はネットのサービスを使って「欲しいものリスト」を作ってみます。

Amazon・kakaku.comのリスト機能を使ってみる

欲しいものリストを作る方法は、スマホアプリを使う方法と、Amazonやkakaku.comのようなサービスを使う方法があります。

スマホアプリを使いたい場合は、「欲しいものリスト」あるいは「ToDoリスト」でアプリストアを検索して、お好みのアプリを見つけましょう。ただしデータ消失がないようバックアップ等をお忘れなく。

Amazonの場合、「欲しいものリスト」という機能があって、該当する商品のページで「カートに入れる」ボタンのちょっと下のところに「欲しいものリストに追加する」というボタンがあり、これをクリックすることでリストに追加ができます。

kakaku.comの場合、MYページという機能があって、「お気に入り製品」という項目が買い物リストに該当します。商品ページに移動した時、右側に「お気に入り登録」という小さなボタンがあります。これをクリックし、一定価格に値下がりしたとき、あるいは最安値が変更されたとき通知してほしいメルアドを記入し、チェックボックスを入れるだけでリスト化されます(保存ボタンはなく自動的に保存されます)。

「Amazonって本屋さんでしょ?」「kakaku.comって家電品の最安値検索サイトでしょ?」と思っていたら大間違い。どちらもファッションカテゴリーやコスメカテゴリーがあるので、服や香水なども「欲しいものリスト」に入れることができるのです。

「欲しい時期別」「金額別」でリスト化が便利!

さて、欲しいものリストを書き出し始めると、件数がどんどん増え始めます。その場合、途中からリストを分割することも考えてみましょう。

アプリを使っている場合、複数のリストを作ることができるので、リストを分割していきます。Amazonの場合、欲しいものリストを複数持つことができ、それぞれに名前をつけることができます。

リストの分け方は、「1年以内に買うもの」「数年以内に買うもの」と欲しい時期で分ける方法と、「1万円以下のご褒美」「1万円以上のご褒美」のように金額で分ける方法があります。

「コスメや服」「書籍やコミック」「ワイン等のお酒」のようにカテゴリー分けしてもいいでしょう。自分の分かりやすい方法で整理してみてください。

リストを作ったら衝動買いはやめる!

欲しいものリストが完成したら、2016年以降は「ひとめぼれで衝動買い」をやめるようにします。

ムダづかいの失敗のほとんどは衝動買いなので、お店でいいものをみつけてもリストに入れて、一度はお店を出るようにしましょう。何日か経っても欲しい気持ちが変わらないのであれば、すでにリスト化された欲しいものより魅力的だと思えるのであれば、買うようにします。

これだけでムダづかいは驚くほど減ります。特に衝動買いが多かった人ほど効果が出るはずです。そんなのウソだと思った人も、だまされたと思って一度やってみてください。

思わぬ値下がりをキャッチできる利点も

Amazonのリストも、kakaku.comのリストも、登録したときより安くなるとリスト欄で表示されます。kakaku.comのほうは一定の価格変動があったらメールを送る設定もできます(1000円下がったらメールとか、○○円以下になったらメール、のような設定が可能)。

これは「欲しいんだけど、もうちょっと値下がりしたらなー」というタイプの欲しいものを安く買ういい方法です。私はテレビゲームの初回限定版などをリストに入れていますが、発売日に買うと高いものが、半年後くらいに半額以下になることがあります。家電品なども在庫調整の関係でがくっと安くなることがあるので、「欲しいものをさらにお安く」買うことができます。

値段が気になっていてちょっとガマンしていた買い物も、値段さえ下がってくれればムダづかいに終わらない、というわけです。

ご褒美消費を堂々としよう

リストを使って「この仕事終わったら、あのご褒美を買おう」「次のボーナスであれを買おう」と自分を奮い立たせてご褒美消費を堂々としよう(それはムダづかいでない)。

よくご褒美消費といいますが、ムダづかいといえばムダづかいですし、仕事のやる気のためと思えばムダづかいに当たらない気もします。こういうご褒美消費こそ欲しいものリストが役立つチャンスです。

何かがんばっているうちはリストをチェックし返して、どれを買うか優先順位をつけます。この優先順位づけの作業そのものがムダづかいをなくすプロセスになります。しかも、がんばったあとのご褒美にわくわくする時間にもなり、買い物の満足度を高めることにも通じます。

ムダづかいとは、金額以上の満足を得ていないことです。その意味ではご褒美消費はムダづかいでないのです。

2016年は高額のムダづかいゼロの年にしよう

「欲しいものリスト」の話をしてみましたが、どうでしょうか? 自分が欲しかったものを一覧できるようになるのはなんだか不思議な気分です。

毎日の数百円レベルのムダづかいは家計簿等の管理が有効です。しかし金額の大きいムダづかいを減らすには「欲しいものリスト」づくりがもっとも効果的な方法のひとつです。

毎日150円程度のムダづかいは1カ月で4500円くらいのムダづかいになります。しかし、10000円あるいは20000円以上の高額の出費で大失敗したようなムダづかいは何カ月もの少額のムダづかいに相当するほどのダメージになります。

家計においては、金額の高いムダづかいや失敗を減らすことが大切です。ぜひ「欲しいものリスト」を活用して高額ムダづかいゼロを2016年は目指してみてください。