気のない男性からの恋愛サイン、どう断るのが正解?

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目当ての男性以外からのアプローチを受けて、気持ちは嬉しいけれど受け入れる気にはなれない。そんなときに、どう断るのがいいのか悩ましいところ…。ベストな対応を恋愛コーチの立川ルリ子さんに教えてもらった。

ストレートに告白された場合、シングルなら、「今は恋愛する気持ちになりません」と答えるのが、男性のプライドも傷つかない断り方。一方、付き合っている彼がいる場合には、たとえ付き合いが短くても「長く大切にしてくれている彼がいます」と伝えて。たいていの男性は“積み重ねてきた仲には勝てない”と感じて諦めるはずとか。

「ただし、自分からアピールすると、意識されていると勘違いする男性もいるので、相手から『彼氏いるの?』と聞かれたときだけ答えるようにしましょう。さらに浮気はNGという恋愛観をアピールすると、『とりあえずふた股でもいいから』と思っている男性や、既婚男性への牽制になります」(同)

さらに、友だちや元彼、職場の人など関係性別に断り方のコツを教えてもらった。
◆友だちの場合

「下手に期待をもたせると、その後ズルズルとアプローチを受けることも。『ごめん、友だちでいたい』と、ハッキリと断るのがベストです。いい友人関係を築けているなら、それぐらいで関係が壊れることはないので、必要以上に心配しすぎないで大丈夫です」(同)

彼の気持ちを茶化したり、後々ネタにしたりするなど、彼の気持ちを下手に刺激する言動はNG。また、ほかの友人に彼とのことを話すのも、できるだけ避けて。ハッキリと引きずらないようにしてあげることが友人としての思いやり。もし、関係が壊れるようなことがあっても、こちらが大切な友達という姿勢を崩さなければ、多くの場合はもとに戻れます。

◆元彼、友だちの元彼の場合

「友だち関係でないのであれば、この後の関係はとくに気にする必要はないはず。『あなたとお付き合いするつもりはありません』と、毅然とした態度で拒否しましょう。キッパリと断らないと、後々ズルズルと長引いて、面倒なことになる可能性もあります」(同)

友だちの元彼の場合、友だちとの関係に悪影響は出ない?

「キッパリ断って、後を引かなければ大丈夫。友だちに、アプローチされていることを相談したり、報告すると、元彼とはいえ、あまりいい気持ちにならない女性もいるので、注意しましょう。もしも友だちから『元彼にアプローチされたの?』と聞かれたら、『あれ、アプローチっていうのかな? ただの冗談だと思ったよ』というように、“本気にしていない”という態度がベター」(同)

◆職場の男性の場合

仕事でこれからも付き合いが続く職場の男性は、断りにくい存在。やんわりとした恋愛サインの場合には、気付かない振りをするのがおすすめ。困惑したり、動揺したりして“隙”を見せてしまうと、男性の多くは“押せばいけるかも!”と思ってしまうので、はっきりと好意を示された場合も社交辞令として受け流して。

「食事などに誘われても、具体的な約束をせずに、素っ気なく対応し続けることで好意がないことを示しましょう。それでも相手が引き下がらない場合には、自分の欠点を話すなどして、相手の好みではない自分を演出するというのも一手です」(同)

円滑な人間関係をキープするために、男性のアプローチをうまくかわす術を取り入れて。

立川ルリ子
恋愛コーチ。25歳よりラウンジを経営、のべ200人以上の接客業の女性たちをコーチングの技術で魅力的に育て上げる。その後ネイルサロン経営に転身。施術中に恋愛相談をすると「必ず結果を出せるアドバイスがもらえる」と話題になり、恋愛カウンセリングが人気に。2011年より定期的に恋愛セミナーを開催。10年で7万人という顧客データをもとにしたアドバイスには定評がある。近著は『「この女に愛されたい」と思われる“彼女”になる方法』(大和出版)。女性の恋の悩みを解決する日本最大級のサイト「恋愛ユニバーシティ」にてコラムを執筆中。