Googleマップでライフログが自動で記録できる! タイムライン機能がスゴイ理由

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新年になって、今年こそ実行しようと思うことに、「日記」がある。
日記は、意外に続かずに途中でやめてしまう人も多い。

それならば、いっそITのチカラを使ってみるのはどうだろう。

●Googleのタイムラインで行動記録管理
Googleの地図サービス「グーグルマップ」には、地図表示やナビ機能以外にも様々なサービスを提供している。
例えば、
・航空写真表示
・ストリートビュー
・マイマップで自分専用地図作成・管理

といったものだ。

これらの機能以外に、「タイムライン」という無料の機能があるのを知っているだろうか。

利用できるのは、XperiaなどのAndroid向けグーグルマップアプリと、PCのグーグルマップだ。
iPhoneの場合は、PCのグーグルマップを利用する形式となる。

●「タイムライン」で過去に何をしたかわかる
この機能がスゴイのは、自動的に自分が何をしていたのか把握できることだ。
移動経路も自動的に記録され、自分がどの移動手段を使っていたのかもおおよそ記録される。

また、お店などスポットに立ち寄った際には、その場所のスポット名も表示されるほか、Google側で判断できない場合は、その場に居たかどうかも確認できる。

面白いのは、適当に立ち寄ったお店もしっかりと表示してくれることだ。
そのため、後日また行こうかなという場合であっても、手軽に探し出せるというワケだ。

ちなみに、タイムラインはアカウントごとに過去の行動をすべて記録してくれる。
筆者の場合は2012年より記録されていたため、いつどこに行ったのか簡単に把握できた。

また、マップ上に赤い点が表示され、そこをクリックまたはタップすると、何月何日の何時に足を運んだのかもわかる。

●「タイムライン」は自分専用
ここまで詳細に記録してくれる「タイムライン」だが、流石に他人に表示されるのはちょっとマズいという人もいるだろう。

しかし、安心してほしい。
タイムラインの表示は本人専用で、他人には表示も共有もされないのだ。



写真も住所も筒抜けになり、ちょっと詳しすぎるかもしれない


それでも、Google側に行動を筒抜けになっているのはちょっと…という人もいるだろう。その対策もある。
位置情報の設定を変更しよう。
・iPhoneの場合 → Googleアプリ→「アカウントアイコン(設定)」→「プライバシー」→「現在地」→「現在位置送信機能」
・Androidの場合 → グーグルマップアプリ→「≡(メニュー)」→「設定」→「Googleの位置情報設定」

で設定できる。
注意したいのは、iPhoneの場合は「グーグルマップ(Google Maps)」アプリではなく、「Google」アプリから設定するということだ。

設定さえ終わらせてしまえば、あとはスマホを持って活動するだけで、自動的にライフログを記録してくれる。
「夏にどこへご飯食べに行ったかな」というあやふやな情報であっても、正確にチェックできるようになる。

もしも、自分の活動を記録したいなという場合は、日記をつけるよりも簡単なスマホのライフログ機能を活用してみるのもよいだろう。
ただ、あくまでも自分の活動が記録されるだけなので、感じたことなどを記録したい場合は、やはり日記をつけてみることに挑戦してみよう。

タイムラインの表示と管理|Google


布施 繁樹