冬の不調すっきり!休暇中に試したい、おうちでできる簡単薬膳

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年の暮れに予定を詰め込んであわただしく過ごしたり、お正月にはついつい夜ふかしをしたり…年末年始には生活のリズムが崩れやすいもの。そのため思ったほど体の疲れが取れないまま休みが終わってしまうことも。

「元気をチャージするには、疲労回復を促す食材を使った薬膳がおすすめです」と、タイチ(太極拳)のインストラクターを務めるホシナミさん。

医食同源という考え方がある東洋医学では、季節の不調を改善するために食べ物の薬効を利用するそう。これは“食養生”と呼ばれ、健康を維持するうえでも役立つとか。

「まずは難しく考えずに、旬の食材をふだんの食事に取り入れましょう。冷えで体調を崩しがちな今の季節には、根菜やネギ、ニンニク、ショウガ、ニラのような体を温める食材を選ぶと、活力を補ったり、冷えからくるさまざまな不調を予防したりすることができます」(同)

疲労や倦怠感を抱えているようなら、これをやわらげる薬効を持つ豆乳やキノコを選んで。ホシナミさんのおすすめメニューは「豆乳シチュー」。具材には、自然治癒力を高めてくれる抗酸化成分が豊富なサケ、胃腸の働きを高めて消化吸収を助けるサトイモ、ビタミン類、ミネラル類をバランス良く含んでいるブロッコリーなどを加えると、さらに効果がアップするそう。

また、年末年始の休暇中に思わず食べ過ぎて、体調不良になることも少なくないはず。そんなときには、タマネギ、モヤシ、ショウガ、酢などを摂るといいとか。

「これらは消化吸収を改善し、代謝をアップさせてくれる食材です。タマネギとモヤシをサッとゆでて、ショウガのしぼり汁を入れた酢しょうゆで和えると、胃腸にやさしい一品に」(同)

休暇中の外出で乾燥した外気に触れる機会が増えると、ふだんより乾燥肌が気になる場合も。そんなときには、豚肉やホウレンソウ、黒キクラゲなどの肌にうるおいを与える食材を選んで。

「ただし、体が冷えていると血行が悪くなって、食べた栄養が肌まで十分に行きわたらない可能性もあるので、温かい料理にするのがポイントです」(同)

せっかくの冬休みに体調をくずさないように、ごちそうの合間に薬膳を取り入れたメニューを作って。

ホシ ナミ
タイチ(太極拳)スタジオ認定インストラクター。舞台を中心に女優、モデルとして活動。現在は、タイチの奥深さに魅了され、タイチガールとしてもメディアへ出演中。漢方養生法に精通し指導をしている。