Doctors Me(ドクターズミー)- 参拝中にドミノ倒しで圧死事故。圧死の威力や死因は? 急な捻挫、擦り傷、切り傷の応急処置も合わせて

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年始の恒例行事! 多くの方は、神社へ参拝に行ったりするのではないでしょうか?

そんな、人混みの多い所に出向く方に気をつけていただきたいのが、ドミノ倒しによる突然のケガや圧死。過去にも、花火大会や、参拝時にこのような事故が起こったという報道もありました。

今回はこの、人混みの中で起こるドミノ倒しによるケガや、圧死について医師に伺ってみました。

圧死の威力ってどのくらい?

「圧死」とは、押しつぶされて死に至ることを指します。 国内や海外でのニュースなどで、人がたくさん集まったときのイベントで圧死が起こったということを聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。

また、人が集まるところだけではなく、震災でも、建物や家具の下敷きになり、胸部や胸腹部を圧迫され圧死となることがあります。

ドミノ倒しの死因

満員電車などでも、人と人とが押し合った時に、息苦しさを感じることがあると思いますが、押す力が強くなると、肋骨などの胸郭が圧迫されます。

また、胸だけではなく、おなか・腹部などの内臓も圧迫されるようになります。胸が押されて息ができなくなり窒息することや内臓破裂などが、圧死の原因とされます。これがドミノ倒しや将棋倒しと言われる、人が集まった時の事故で起こる圧死の原因です。

捻挫の応急処置

捻挫の応急処置は「RICE(ライス)」を覚えましょう。

・R(REST=安静)
捻挫した場所は動かさないようにして、安静にしましょう。足首などでしたら、松葉づえを使ったりして、体重がかからないようにしましょう。
腕では三角巾で吊ったりすると良いでしょう。

・I(ICE=冷却)
炎症をおさえるために冷やします。また、冷やした方が痛みもとれます。捻挫をした場所とその周囲を氷のうや氷水などで冷やしましょう。
受傷当日は、入浴は控えるか、捻挫した場所はお湯につけないようにしましょう。
炎症が長引いたり、痛みが強くなる原因になります。

・C(COMPRESSION=圧迫)
内出血をおさえるために、包帯やテーピングなどで圧迫しましょう。 腫れることも予防できます。

・E(EREVATION=高く上げる)
捻挫した場所は心臓より高い位置にあげておくことで、血流を落とし、内出血や腫れを防ぐことができます。

擦り傷・切り傷の応急処置

擦り傷・切り傷では、まずは、水道水などの流水でよく洗浄しましょう。このときに、小さなゴミや砂などをしっかり取り除くことが大切です。
小さなものでも、異物があると治るときの妨げになります。洗った後は、傷を乾かさないようにしましょう。薬局やドラッグストアで売られている、
ガーゼがついていないタイプの絆創膏や透明なシールがおすすめです。

また、絆創膏で覆えないときは、ご家庭にあるサランラップで覆うのも良いでしょう。また、出血の止まらないときは、清潔なガーゼなどの上から直接手で圧迫して、止血します。顔や頭などは特に血が止まりにくいので、しっかり止血しましょう。出血の止まらないときは、医療機関を受診することをおすすめいたします。

医師からのアドバイス

お正月、人の集まるところにでかけると、ご自身では注意をしていても、怪我をすることがあります。また、お子様の身体は大人よりも圧迫に弱いものです。人の多く集まるところでは、小さなお子様から目を離さず、他の人から押されたりすることのないように、守ってあげましょう。

(監修:Doctors Me 医師)