今年も1年、いろんなお肉がありました。アメリカンを筆頭にイタリアン・フレンチ、勿論ジャパニーズまで、部位や品種、焼き方に至るまで…東京の塊肉界のスタイルは様々で正に百花繚乱。

肉好きメンツに今すぐメッセージ!皆を召集して五臓六腑、心ゆくまで満たされてください。みなさま、よいお年を!



Lボーンステーキ
熟成肉のパイオニアが魅せる月1のお楽しみメガLボーン『カルネヤサノマンズ』

六本木


西麻布の『カルネヤサノマンズ』は2007年に神楽坂でオープンした予約の取れない肉イタリアン『カルネヤ』のオーナー・高山氏と静岡で1914年に創業した熟成肉の卸問屋『さの萬』がタッグを組んだレストラン。この情報だけでも肉好きの期待は高なるだろう。

店に入ってまず目を奪われるのは、身の丈以上もある大きな熟成庫。その中で塊のままオブジェの如く陳列されているのは全て稀少な『さの萬』謹製の熟成肉。見ただけでこれから食べる楽しみと高揚感が押し寄せる。

北海道北十勝ファームの「短角牛骨付きLボーンステーキ」は熟成させること40日間。ふくよかな甘味にナッツのような芳醇な薫り、ややねっとりとした熟成肉特有の食感と共に、噛むほどに肉の繊維から旨味のエキスが滲み出てくるようだ。

熟成肉に目がない人は1度は食べる価値あり。月に1度、わずか20kg(12本分)しか入らぬレアもの故、まずは店に確認&予約をしてから出かけよう。




前日から仕込む名物料理「1kgの塊ローストビーフ」は予約が必要
※時期などによって、メニューの変動あり。
人気のカジュアル肉バルで食すニクいローストビーフ『ブッチャ―ブラザーズ』

神田


“肉とワイン”をテーマに2013年にオープンした『ブッチャーブラザーズ』は人気バル『東京ブッチャーズ』の兄弟店。

名物メニュー「塊ローストビーフ」は塩と胡椒を丹念に揉み込んだアメリカ産の牛肩ロース1kgを1日寝かしたのち、低温のオーブンでじっくりと焼き上げる。

焼き上がったローストビーフを塊のままゲストの元へ運び、スタッフがリクエスト通りの厚さにカットする。なんともダイナミックなサーヴも楽しみの1つだ。

アメリカ産ならではの肉々しい深い味わいとワイルドな噛み応えは、たっぷり食べてもどこかすっきり爽やかで重たく感じることは無い。

また、塊肉のグリルメニューのほとんどは炭火によって焼き上げるというのもこの店の大きな魅力だ。メニューは「魚介系一切無し」という徹底ぶりも頼もしい。

明るく賑やかでカジュアルな雰囲気の中、気軽にステーキを食べられるとあって常連客や外国人からも人気も高い。カウンターに座ってスタッフが肉を焼く様子を見るのも良いだろう。


まだまだ紹介します!ドーンとシェアしたいステーキたち



1番人気「Tボーンステーキ」¥8,000 / 1kg〜
ステーキ職人の焼くTボーンは食いしん坊必食!『エル ビステッカーロ デイ マニャッチョー二』

銀座


店名の「ビステッカーロ」はイタリア語で「ステーキ職人」、「マニャッチョーニ」はローマの方言で「食いしん坊達のための」を意味する。つまり「食いしん坊達のお腹を満たすためのステーキ職人」という肉好きには堪らないメッセージを放つ2015年5月オープンの東銀座イタリアン。

メニューの主役は当然ステーキ!サーロインステーキ、タリアータなど魅力的なラインナップが揃うが、やはり注目はド迫力の「Tボーンステーキ」だ。

グリルと2種類の温度帯のオーブンを巧みに使いわけ、表面はパリッと芳ばしく、中はしっかりと肉汁を湛えジューシーに。日本イタリア料理界の重鎮である吉川敏明氏のもとで修業し、その後ローマに渡りシェフとして生活した日々の経験を存分に発揮する。

イタリア人が日常的にビステッカを食べる感覚で来てもらいたいという心意気から、相場に照らし合わせてもかなり良心的な価格で提供してくれるというのも嬉しいポイント。

思いのままに飲んで食べて…お腹を満たしたい!そんな欲望に応えてくれる。




定刻に焼きあがる福岡県産黒毛和牛(イチボ)の塊肉をシェアするコースは「煉瓦コース」
※時期などによって、メニューの変動あり。
デートにだってメガステーキが食べたい!ならば『炉窯ステーキ 煉瓦』

渋谷


「定刻(20時)に焼き上がる6圓硫肉(イチボ)をゲスト全員でシェアする」という変化級スタイルで話題の『炉窯ステーキ 煉瓦』。

これぞ正に「同じ窯の飯…」ならぬ「同じ窯の肉を食う」だ。焼き上がったステーキは通常1人当たり300gずつカットした状態でサーヴされるが相手が少食なら持ち分のスライドも可能。

美しく焼き色のついた塊肉の“顔見せ”も各テーブルやってくる。6圓硫肉のビジュアルは言わずもがなインパクト大!!あまりもの迫力に驚きを通り越して笑えてくるほどのメガメガサイズ。

創業100年近く経つ老舗の煉瓦屋との共同製作で作られた特製炉窯でなんと約6時間、煉瓦固有の蓄熱効果を最大限に活かしてじっくりと丁寧に火入れされた黒毛和牛(イチボ)は肉の繊維の間にたっぷりの肉汁が内包され、噛むほどに溢れだす。

入店時間によってはメインの肉からスタートすることも。少人数でも最高の塊肉を体験出来る貴重な存在は覚えておいて損はない。