1時間で完了!リビングの忘れがちな場所の大掃除テクはこれ!

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明日は大晦日なのに、大掃除が終わってない…。でもきれいな部屋で新年を迎えたい。そんな女子たちにアドバイスをくれたのは、家事研究家の高橋ゆきさん。

「テレビなどの電化製品や観葉植物など、ふだんから掃除していますか? そうでない場合は、相当、ホコリや汚れがたまっているはず。これをきれいにすると、すっきりした気分を味わえますよ。それぞれ数分もあればきれいにできるので、試してみてください」(同)

手にゴム手袋をはめ、その上に軍手を重ねた“軍手雑巾”を使うのがおすすめ。隅々まで手が届くうえ、手が汚れない。
◆布ソファと合皮ソファをきれいにする

1 表面と裏側についているホコリを掃除機で吸い取る。
2 溝のホコリを軍手雑巾でとる。奥まで手を差し込むのがポイント。布ソファはこれでOK。
3 合皮の場合は水に濡らし、固くしぼった雑巾で表面を軽く拭く。
4 気になる汚れがある場合は、歯ブラシに重曹と水を混ぜ、ペースト状にしたものに液体石鹸を混ぜ、それをつけ、力を入れずにやさしくこする。そのあと、きちんと水拭きをしてから拭きして。※まずは、目立たない隅の場所で試してから行おう。

◆テレビをピカピカにする

1 乾いた軍手雑巾で、上から下に向かってモニターを拭く。
2 裏側は、凹凸に沿って軍手雑巾を滑らせて、細かいホコリを取り去る。そのまま軍手雑巾を使い、リモコンも掃除して。

◆観葉植物のホコリを落とす

1 乾いた軍手雑巾をはめ、やさしく表と裏を滑らせるように手を動かして、観葉植物の葉を1枚1枚丁寧に拭く。
2 鉢の汚れもぬれた雑巾で軽く拭いて。

◆時計や写真立ての掃除

1 ガラス面を、乾いた軍手雑巾をはめた手の平部分でなでるようにして拭く。
2 凹凸部分には指先を使って汚れをとる。

また、特にこの機会にきれいにしたいのが、照明。これをきれいにすると、部屋全体が明るくなるはず。

◆照明の汚れを落とす

<必要なもの>
ゴム手袋、軍手、消毒用エタノール、古Tシャツ
「照明の掃除でも役立つのが、手にゴム手袋をはめ、その上に軍手を重ねた”軍手雑巾”です」(同)

1 電源を切って、照明器具をはずし、新聞紙の上に置く。
2 軍手雑巾に消毒用エタノールを3回ほど吹きつける。
3 照明を隅々まで拭く。一定方向に向かって拭いて。細かいところは指先を使って汚れを拭きとる。
4 古Tシャツを使って、仕上げ拭きをする。

「取り外せずに掃除できる照明は、軍手雑巾に消毒用エタノールをつけ、そのまま表面をきれいに拭いて」(同)

全部やっても1時間ほどで終わるリビングの大掃除。溜まった汚れは今年のうちに落とそう!

高橋ゆき
家事研究家。家事大学学長。掃除は“楽ラク(楽しく、楽に)キレイ”をテーマに、身近にあるもので様々なアイディアグッズを開発。また、お掃除を、生活の知恵を伝える場でもあり、親子とのコミュニケーションの場でもあるとして、親子で夫婦で楽しめる家事コミュニケーションを提唱。著書に『楽ラク掃除の基本』(学研プラス)がある。家事代行サービス「Bears」専務取締役。