起きたときからの頭痛はただでさえテンションが下がりますよね。鎮痛剤を飲んだのにいつまでもズキズキして、もう一度寝ても起きたらまだ痛い……。これって悪い病気なの? 不安な頭痛の原因と対処法を紹介します。

すぐに病院に行ったほうがいい頭痛もある

問答無用ですぐに病院にかかってほしい頭痛があります。「後頭部をバットで殴られたような痛さ」「言葉が出にくい」「しびれや感覚の麻痺」「まっすぐに歩けない」「失禁」。このような症状は、脳出血や脳梗塞の疑いがありますので、救急車を呼んででもすぐに病院にかかってください。脳出血や脳梗塞は1分1秒がその後を左右するのです。

頭痛の合わせ技だった?!

慢性頭痛は大きく分けて、血管が伸びることが原因の偏頭痛と、血管が縮むことが原因の緊張性頭痛、後に述べる群発頭痛です。このほか、貧血による頭痛、PMS(月経前症候群)による頭痛、眼精疲労による頭痛もあり、頭痛の原因はひとつではありません。その対処法も原因によって違うため、原因が重なっている場合にはひとつの対処法では治らないこともあるのです。鎮痛剤によって効き方も違うため、服用しても効かないということも起こりえます。そこで自分の体質や習慣、頭痛の周期などから原因を探ることが必要です。
もともと偏頭痛持ちの人ならば、貧血の症状はないか、生理前のみ頭痛が酷くならないか、肩こりや眼精疲労がないか考えてみて。あてはまる場合は、貧血なら鉄分の補給、PMSならPMS用サプリの摂取などを取り入れると重い頭痛が解消されます。
肩こりや眼精疲労がある場合は、血流を改善し疲れを取るサプリを摂取したり、ストレッチやマッサージも併用しましょう。

群発頭痛は頭痛外来へ

群発頭痛は自殺頭痛とも呼ばれ「目がえぐられるような」と表現されるほどの耐えられない痛みで、ある時期に集中して頭痛が起こります。一度痛みが起こるとほぼ毎日、同じような時間に頭痛が起こり、それが1〜2カ月ほど続きます。それ以外の期間に頭痛発作が起こることはありません。20代〜40代の男性に多く、原因ははっきりしていないそうです。必ず頭の片側だけが痛み、目の奥から痛みは広がっていきます。群発頭痛は痛む期間がわかっているため予防薬を用いることもできるので、頭痛外来を受診しましょう。


writer:しゃけごはん