お正月といえばお餅。食べ過ぎて太ってしまったという人がよくいますが、実際のところはどうなのでしょう。お餅のカロリーは高い? お餅に含まれる栄養素っていったい何? など、意外に知らないお餅のことや、太りにくい食べ方を確認しておきましょう。

お餅で太るのではなく、お餅の食べ過ぎ+運動不足で太る

カロリーは切り餅で54g127kcal、丸餅34gで80kcalです。ごはん1膳が160gで269kcalなので、切り餅なら2個分、丸餅なら3個分に相当していて、ごはん1膳よりもカロリーが少ない計算になります。ただし100gで計算カロリーを比較してみると、ごはん100g168kclに対して、お餅100g235kcal。お餅のほうがハイカロリー。しかしお餅に太るイメージがあるのは、ついつい食べ過ぎること、お正月は運動不足になりがちだからではないでしょうか? お餅にはアミロペクチンという粘り成分が含まれていて、消化酵素で分解されにくく消化に時間がかかります。その分、腹もちも良くお腹が空きにくくなるというメリットも。
しかもお餅を食べると体が温まるのを知っていましたか? これはなぜかというと、アミロペクチンに内臓を温める作用があるからです。この成分は下痢や疲労にも効果があるといわれています。

しかもお餅は栄養価が高い!

お餅には炭水化物、たんぱく質、脂質が含まれるほか、疲労回復を促すビタミンB1、塩分を排出して体のむくみをとるカリウム、デトックス効果を持つモリブデンも豊富です。マラソンやサッカー選手などがお餅を食べて試合に臨むという話をよく聞くのはそのためです。

ダイエットになるお餅の食べかたがある!

血糖値上昇速率をGI(グリセミックインデックス)値で表しますが、100に近いほど太りやすくなります。GI値を下げるのに効果的なお餅料理のアレンジとしておススメしたいのが、「磯部焼き」と「きなこ餅」。それぞれGI値は61と66で、ただ焼いて醤油を加えるだけの焼き餅の81よりも低いという結果です。ただし、磯辺焼きもきな粉餅も砂糖を加えることでカロリーは一気にアップしますので、砂糖の量に注意をするか、きび糖などヘルシーなものを使いましょう。
そのほか、乳製品、納豆、チーズ、大根などもGI値を下げてくれて、お餅と味の相性も抜群なので、ぜひ組み合わてみてください!


writer:松尾真佐代