▽天皇杯準決勝のG大阪vs広島が29日にヤンマースタジアム長居で行われ、3-0でG大阪が勝利した。

▽チャンピオンシップ決勝を戦った両チームが再び相まみえた。試合は、早々の7分にG大阪が動かす。右サイドから倉田が上げたクロスをファーのパトリックが頭で落とすと、これをペナルティアーク付近で受けた宇佐美がうまくシュートコースをつくって左足を振る。鋭いシュートがゴール右隅に突き刺さり、2ゴールを挙げた準々決勝の鳥栖戦に続く宇佐美のゴールでG大阪がリードした。

▽ハーフタイムにかけては一進一退の攻防となる。広島は徐々にポゼッションを高めるも、集中した守備を見せるG大阪を崩せない。42分には、ミドルレンジから青山が思い切りよく右足を振り抜く。鋭いシュートが飛んだが、これはわずかにゴール左に外れて同点とはならない。

▽迎えた後半、ビハインドを背負う広島は立ち上がりから前に出ていく。57分には、好ポストプレーを見せた佐藤から右サイドでボールを受けたミキッチがカットイン。そのまま左足で放ったシュートは、GK東口のファインセーブに遭う。

▽佐藤とミキッチに代えて皆川と柏を投入した広島は、66分にもビッグチャンス。皆川のパスからゴール正面に抜け出した茶島が決定機を迎えたが、ここもシュートをGK東口にブロックされてゴールを奪えない。

▽すると、しっかりと耐えていたG大阪が、大きな2点目を挙げる。74分、ハーフウェーライン手前から倉田がドリブルを仕掛けると、そのままバイタルエリアに侵入。ここから、途中出場の長沢がつなぐと、最後は正面の宇佐美が左足でネットを揺らし、2-0とした。

▽その後、前がかる広島の最終ラインを破った長沢がアディショナルタイムにダメ押しの3点目を決めたG大阪は、クリーンシートで完勝。優勝した昨季に続く2年連続のファイナリストとなったG大阪は、もうひとつの準決勝で延長戦の末に柏を下した浦和と、来年の元日に味の素スタジアムで開催される決勝(14:15キックオフ)を戦う。