妻の「○○を食べるといいのよ!」を鵜呑みにするのは要注意。自らの食生活を振り返る習慣を!

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「〇〇は骨を溶かすのよ…うちは子どもに飲ませないようにしているわ」
「水素水はね、きれいになるのよ」
「はちみつはとっても体にいいけれど、白砂糖はダメなの。白い食べ物はみんなよくないのよ」

 日常の中でこうした女性同士の“健康にまつわる、あるある会話”が繰り広げられるとき、栄養士という職業柄、「うーん。きちんとした医学的・栄養学的な考えに基づいているのかな…」と、つい、伏し目がちになりながら、その根拠をひとり考えてしまうことがあります。

 私も含めてですが、見聞きした情報を人に伝えるとき、ショッキングな部分だけを切りとったり、感覚で発言しがちなのは女性に多いことかもしれません。しかも、そうした発言を繰り返しているうちに、“なぜ”の部分が忘れ去られ、覚えている結論だけが独り歩きしてしまうことがあります。怖いな、と思うのは「あれ?なんでだっけ?忘れちゃった…」とはならず、絶対的な真実として語り継がれるときです。

 たとえば、“デトックス”“代謝が上がる”といった言葉を感覚的にとらえて違和感なく自分の言葉にできるのは女性ですが、男性に「デトックスになるんだよー」なんて言った日には「デトックスってなに?何をデトックスするの?」と聞き返されかねません。

 今都内を中心に流行っている新型バイクエクササイズのFeel Cycleも、女性同士なら「なんかね、すごい汗かいて、肌のトーンが明るくなるの〜」「え〜、行きた〜い!いいね〜!」という会話が成り立ちますが、男性が混ざると「週何度くらいいけば成果が出るの?」「体のどこが引き締まるの?」と具体的なものになりやすいといえます。その点でいうと、男性の“健康にまつわる、あるある会話”は、どれだけ伝言ゲームを続けても、比較的、根拠がクリアなままであることが多いように思います。

 ただ、感覚で理解したい人、理論で理解したい人、それは男女問わず人それぞれなので、男女差では語れません。問題は、自分にとって良かった方法が、万人に通用するものだと絶対的に語られるときです。

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