好調アーセナルが不調セインツに屈辱的大敗! 首位浮上ならず…《プレミアリーグ》

写真拡大

▽アーセナルは26日、セント・メリーズ・スタジアムで行われたプレミアリーグ第18節でサウサンプトンと対戦し、0-4で大敗した。サウサンプトンの日本代表DF吉田麻也は、ベンチ入りしたものの出場機会はなかった。

▽前節、3位のマンチェスター・シティとの上位対決を制した2位のアーセナルは、リーグ戦3連勝を達成。首位のレスター・シティを勝ち点2差で追うチームは、直近6試合で5敗1分けと絶不調の12位サウサンプトンとのアウェイゲームで4連勝を狙った。なお、年末年始の連戦に向けて負傷者復帰のバックアップがないアーセナルは、公式戦4試合連続同じスタメンとなった。

▽立ち上がりから主導権争いが続く試合は、互いにセットプレー以外でなかなかチャンスを作り出すことができない。エジルとジルーのコンビを起点に中央で起点を作るアーセナルは、左サイドのモンレアルの攻撃参加を生かして何度かチャンスを創出。17分にはボックス左でルーズボールに反応したモンレアルがシュートを狙うも、これはGKステケレンブルフに難なくセーブされた。

▽一方、ショートカウンターから何度か良い形を作るサウサンプトンは、伏兵のスーパーゴールで先制点を奪う。19分、ボックス手前で相手のクリアボールに反応したマルティナが右足アウトにかけた見事なミドルシュートをゴール左隅に突き刺した。

▽敵地で先制を許したアーセナルは、よりリスクを冒して反撃に転じる。37分には右サイドからカットインしたウォルコットがシュートを放つが、これはGKの正面。続く39分には左CKの場面でニアに入り込んだウォルコットがフリーでヘディングシュートも、これを枠に飛ばすことができない。

▽点差は1点ながら攻撃に焦りが見えるアーセナルは、縦パスを引っ掛けられてカウンターを許す場面が目立ち始める。前半終了間際にはサディオ・マネの浮き球パスに抜け出したロングにGKチェフとの一対一の場面を作られるが、ここは相手のシュートミスに助けられた。

▽サウサンプトンの1点リードで迎えた後半も、先にゴールに迫ったのはホームチーム。50分、相手陣内で得たFKの場面でワード=プラウズのゴール方向に向かうフィードをファン・ダイクが頭で合わせ、これがゴールネットを揺らす。だが、副審の微妙な判定でこのゴールは認められない。それでも、前半同様にうまく相手最終ラインの背後を取り続けるサウサンプトンが2点目を奪う。

▽55分、カウンターからボックス右に抜け出したS・マネがDFメルテザッカーの股間を抜く絶妙なラストパスを送ると、これをゴール前でフリーのロングが難なく流し込んだ。

▽何とか流れを変えたいアーセナルは、64分にキャンベルを下げてチェンバレンを投入。だが、この交代から数分後の69分に決定的な3点目を奪われてしまう。右CKの場面でバートランドの絶妙なニアへのクロスボールに反応したフォンテに豪快なヘディングシュートを決められた。

▽敗色が濃厚となったことで、ヴェンゲル監督は消耗の激しいフラミニ、ウォルコットを下げてチャンバースとイウォビという若手2選手を投入。中1日で行われるボーンマスを睨んだ現実的な采配を執る。それでも、何とか意地を見せたいチームはゴールを目指すが、最後まで相手ゴールを脅かすことはできず。逆に、試合終了間際にはロングにこの試合2点目を決められ、敵地で0-4の屈辱的な大敗を喫した。

▽全く良いところなく敗れたアーセナルは、連勝が「3」でストップ。数時間前に行われた試合でレスターが敗れたため、首位浮上の可能性があったものの、この絶好機を生かすことができなかった。一方、好調アーセナルを完膚なきまでに粉砕したサウサンプトンは、リーグ6戦ぶりの白星を掴んだ。