今季、国内女子ツアーは8名の選手が初シードを獲得したが、堀琴音、柏原明日架、永峰咲希の今年20歳になる“プロテスト86期生”の活躍ぶりは、1つのトピックと言えるだろう。堀は序盤は予選落ちが続くもトップ5入り2回などシーズンを通して安定した成績を残し今年の新人賞を獲得。柏原は出場20試合と限られた試合数ながら50位とギリギリでシードを獲得し、『日本女子オープン』では最終日の終盤に首位争い(結果は4位T)をするなど自力を見せた。永峰も優勝争いこそないもののトップ10入り8回と幾度も上位進出を果たした。
【動画】信頼するテーラーメイドのクラブを前に笑顔を見せる大西葵。自身のセッティング解説あり
 ツアー本格参戦初年度にシードを獲得した3者の活躍は見事だが、同じ“プロテスト86期生”で苦しい1年を過ごした選手もいる。年齢は彼女らより1つ上だが、同期の大西葵(加賀電子所属)は34試合出場で予選突破5回のみだった。だが終盤の『NOBUTA GROUP マスターズGCレディース』では最終日最終組を経験し、最終結果は7位タイだったものの同大会での結果により自信を深め、ファイナルQTをランク8位で突破。2016年シーズンフル参戦の権利を手にすることができた。
 「同期のなかでは一番最初に優勝したいなという強い気持ちがあります」と注目の“86期生”のなかでも、悔しさをバネにリベンジを期す大西に今季の振り返り、また来季への目標を聞いた。
-レギュラーツアーフル参戦初年度を振り返ると?
 「最初は全然慣れていなかったです。前半戦と後半戦でマネジメントの考え方は全く違いました。考えが変わったキッカケは『フジサンケイレディス』が終わった時にプロキャディさんにお願いしたことです(※それまでの兄・大西翔太キャディから市原大輔キャディに)。シーズン序盤は一個のミスだけでイライラしていたし、グリーンの右サイドがOBだったとしても右から攻めていたりして…。でも“そのやり方じゃあ10回やったら3回くらいの成功しかないよ、グリーンセンターに打てればパー以上は打たない。とりあえずバーディパットを打とうよ”って言ってもらって、少しづつ変わっていきました」
-結果が出ないなかでも『マスターズGCレディス』での優勝争いの経験は大きい?
 「シーズンを通して悔しい試合はほとんどで、パターがイップス気味になり、捨て試合になってしまったこともありました。目に見える結果は『マスターズGCレディス』だけですけど(イ・ボミ、李知姫と回った)最終日は雰囲気もありましたが、調子は悪くなかっただけに悔しかった。(出場権のなかった)『伊藤園レディス』もウェイティングであと一人だったんですけど出れなくて、悔しくて会場で練習をして…。今年ファイナルQTを通っても順位が下でウェイティングになるのは凄い嫌でした」
-ファイナルQTは初日から首位争いで8位フィニッシュは大きいですね
 「QTではまったく緊張もなかったし、焦ってもなかったです。ツアーでは前日調子がよくても試合になると全然自分のプレーができなかった。本当はQTのほうが緊張するとは思いますが、1年を戦ってきたことで余裕がありました」
-来季もフル参戦可能になりましたが、昨オフと今オフでは目標が変わりましたか?
 「優勝したいっていう目標は以前と同じが、中身は全然違います。昨年は“今よりは簡単”だと思っていた部分がありました。予選を通らない苦しさもわかりましたし、一度優勝争いしてオフの練習次第で“やれる”と思った部分もあります。シード獲ることが目標ですけど、堀琴音、柏原明日架、永峰咲希ら…同期のなかでは一番最初に優勝したいなという強い気持ちがあります。本当にオフの間で1年が決まるかなという思いでこれから開幕まで真剣にやっていきます」
-トップ選手との差を感じたと思いますが、オフの課題は?
 「まずは体力面の強化が必須でライザップさんでトレーニングをする予定です。ショットで強化するポイントは、アイアンの精度をもっと上げたいです。得意クラブはドライバーでエースの『グローレF ドライバー』はよっぽどのミスがなれけば、芯を外してもいいショットで打てる信頼感がある。アイアンもグローレアイアンは非常にやさしいし飛距離も出ますが『マスターズGCレディス』でテレサ・ルーさんと一緒に回ったときにアイアンの打音がまったく違った。私は打ち込むタイプではないのでその違いもあると思いますが、アイアンは強化していきます!」
<ゴルフ情報ALBA.Net>

【WITB〜Playback PGAtour〜】躍進のジェイソン・デイ“世界1位”を生んだ新ドライバーの投入
【鹿又試打】カーボンクラウンにTトラックシステム!革新の“M1”の評価は?
【鹿又試打】“F”と“G” グローレ2機種が合うゴルファーって?
【最新クラブ打ってみた】メジャー覇者がぞっこん!M-1の実力は?
飛びとつかまりに特化した「GLOIRE G(グローレ ジー)」