ソムリエさん教えて、シャンパーニュとスパークリングの使い分け

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クリスマスや忘年会、みんなが集まるときに欠かせないスパークリングワイン。開栓する「ポン」という音が、パーティーを盛り上げてくれますよね!

「泡=シャンパーニュ」のイメージかと思いますが、スパークリングワインにはたくさんの銘柄があるんです。そこで、「泡が大好き!」というソムリエの宮沢典芳さんに、シャンパーニュをはじめとする実力派スパークリングワイン4本を紹介してもらいました。

「スパークリングワインのなかでも、シャンパーニュ地方でつくられた特別なブランドをシャンパーニュといいます。しかし「ブランド=おいしい」という考えは間違いです。好みやシーンで使い分けてこそ、スパークリングワインの楽しさが広がりますよ」


泡や色などの見た目、味を徹底的に比較してもらいました。これからの時期に知っておきたいスパークリングワインをご紹介しますよ〜。



こちらが、今回比較する4本のスパークリングワインです。

左から、
・シャンパーニュ
<ドゥーツ>
ブリュット・クラシック(フランス、シャンパーニュ地方)

・クレマン
<シャンピー>
クレマン・ド・ブルゴーニュ・ブラン・ド・ノワール(フランス・ブルゴーニュ地方)

・フランチャコルタ
<サントゥス>
フランチャコルタ・ブリュット(イタリア)

・カヴァ
<カン・フィクセス>
ウゲット・グランレゼルヴァ・ブリュット・クラシック(スペイン)


パッケージがすてきなものばかりですね。

スパークリングワインには、瓶内発酵で自然に炭酸を生む方法と、人工的に炭酸を加える2つの製法があります。この4本はすべて瓶内発酵のもの。同じ製法でつくられているので、比較のしがいがあるというものです。

(左から)シャンパーニュ(フランス・シャンパーニュ)/クレマン(フランス・ブルゴーニュ)/フランチャコルタ(イタリア)/カヴァ(スペイン)

白いもの、ピンクがかったもの、泡が多いもの、少ないもの。見た目がまったく異なりますね。

スパークリングワインの比較のポイントは3つ。

1.泡の粒の大きさ
2.泡が上がるスピード
3.表面の泡の持続力


ブドウの品種や生産地域、熟成期間による炭酸のふくみ具合によって、飲み口や味の感じ方が異なります。とうぜん、泡も違ってくるんです。さあ、4種類の味の違いを飲み比べてみましょう。

泡が濃密で細かく、冬にピッタリな「シャンパーニュ」




<ドゥーツ>ブリュット・クラシック(750ml)7,344円(税込)

拡大してみると、泡がたっぷり出ていることがわかります。澄んだホワイトの色は、冬にピッタリ。

「このシャンパーニュはスパークリングより長い3年熟成です。そのため、繊細できめ細かい泡を楽しめます。アミノ酸が多く、濃厚で複雑なうまみが特長です」

うまみの濃いシャンパーニュは、食前酒としてはもちろん、肉料理と合わせてもたのしめます。こっくりとした濃い味が、寒い冬にピッタリなスパークリングワインです。

ワイン好きが指名買いするブルゴーニュの泡




<シャンピー>クレマン・ド・ブルゴーニュ・ブラン・ド・ノワール(750ml)3,240円(税込)

淡いピンク色で、おだやかな泡立ちです。シャンパーニュと同じ製法ですが、使われているのはピノ ノワールという黒ブドウ1種類のみ。

「シャンパーニュに比べて酸は控えめで、赤ワインのニュアンスがありますね。シャンパーニュと近いタイプですが、肉料理でも少しライトなパテなどに合わせてもいいと思いますよ」

ブルゴーニュワインのファンが「指名買い」することが多いそうです。

残り2つも気になります! 続きはソムリエ直伝! シャンパーニュとスパークリングの使い分けメソッド[Foodie]