Doctors Me(ドクターズミー)- 唇のカサカサ&ひび割れが治らない…! 医師に教わる、冬の正しい乾燥対策とは?

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冬は乾燥が目立つ季節ですね。唇がカサカサしてしまい、リップクリームが手放せなくなるのもこの時期です。顔や手足の肌はいつもどおりなのに、なぜか唇だけひどくカサカサしているなんてことありませんか?

そんな冬の悩みを解決するために、今回は乾燥する唇のケアについて医師にアドバイスを伺いました。

どうして唇は乾燥しやすいの?

なぜ唇が乾燥しやすいかというと、角質層がとても薄く、敏感な部分だからです。さらに細胞間に存在する脂質や、水分を保持する力もほとんどありません。顔の表面のなかでは、実は一番ケアされるべき部分かもしれませんね。

それにもかかわらず、刺激物を食べたり、アルコールを摂取したり、タバコを吸ったり、口紅を塗るなど、なにかと刺激の多い部分でもあります。そのため口唇や口角が乾燥し、亀裂や皮めくれだけでなく、発赤や腫脹、痛み、発疹といった症状も併発します。これは「口唇炎」や「口角炎」と診断されることが多く、原因には体調の崩れ、紫外線、栄養不足(ビタミンB6、B2の欠乏)、強い刺激物、アトピーなどさまざまです。

対策1:十分に保湿する

まずは唇を保湿することが大切です。保湿環境は、皮膚をつくるには欠かせません。そのためには高保湿力の高いワセリンをお勧めします。また、炎症している場合にはステロイドの外用薬を塗りましょう。両者ともに、病院でも処方できます。とくにステロイドは症状、部位によって使用する種類が異なるため、自己判断での使用は避けたほうがいいでしょう。

対策2:ビタミンを摂取する

皮膚の再生を促すために、ビタミンB2.B6を摂取しましょう。胃や腸が荒れている人に、唇が荒れている人が多いのは、栄養を十分に吸収できていないためです。栄養が不足すると、一番皮膚の弱い唇に目立って症状が出てしまうのです。

対策3:UVカットのリップクリームを使う

紫外線を長時間浴びる可能性があるときは、UVカットのリップクリームの使用と日々の十分なケアが大切です。特に乾燥した唇は炎症を起こしやすいので、暖房下でのお仕事中でも、時々リップで保湿してあげてください。またリップが汚いと、さらに炎症を招く要因となります。定期的にリップを替え、使用する際も唇がきれいな状態であることが理想です。

医師からのアドバイス

人とコミュニケーションをとるうえで、唇の印象はとても大切です。しっかりケアしてあげましょう。そして万が一、ニキビのようなものや水泡などをともなう場合には、「ヘルペス」と呼ばれる感染症が疑われるため、必ず病院を受診するようにしましょう。

(監修:Doctors Me 医師)