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"ファンと共に走るレーシングチーム"をコンセプトに、初音ミクGTプロジェクトを展開する「GOODSMILE RACING & TeamUKYO」の「2016年 SUPER GT参戦発表会」が23日にお台場・東京カルチャーカルチャーにて開催され、新たな「レーシングミク」のイラストが公開された。

今シーズンは、2014年に獲得したシリーズチャンピオンを示すカーナンバー0で、GT300クラスでは史上初となるシーズン連覇へ挑戦。しかし、最終戦を終えた成績は8位と、応援するファンにとっては残念な結果となってしまった。とはいえ最終戦となったもてぎサーキットでのラウンド8では2位に入り、2016年シーズンへの弾みをつけた。

気になる2016年のチーム体制だが、エントランス代表はグッドスマイルカンパニー代表取締役社長・安藝貴範氏が務め、監督は3年目となる片山右京氏、ドライバーは谷口信輝氏、片岡龍也氏の2名。車両のメンテナンスやセットアップはRSファインとなり、チームはもちろんサポーターたちとの交流、ほかのチームとの関係作りなどを担当するコミュニケーションディレクターに大橋逸夫氏、チームマネージャー・竹沢友美氏となり、昨年と同じ布陣で2016年のシーズンを戦っていくことになった。

チーム体制について、代表の安藝氏は「同様のメンバーで頑張っていくことに僕は価値を感じています。心機一転、2015年の流れを断ち切りながら、あらためて頑張っていきたい」と抱負を述べた。チーム体制の発表に続いて、2016年に使用する車両が「Mercedes AMG GT3」であると発表され、タイヤも引き続き横浜タイヤを使用。 監督の片山氏は今シーズンを振り返り、「今シーズンはトラブルがあったりして流れが悪かった部分があったことは感じていますが、それ以上に戦うためにやらなきゃいけないことがあるんだということを感じています。今年はストレートのスピードを重視しましたが、来年はコーナリング性能も上がるということで、良い成績を残せると思います」と述べた。

続いてマイクを手にした谷口選手は、「僕がこのチームに求めているのは、チャンピオンになれるパッケージです。今シーズンは、いろいろとGT-R寄りだったかなと思います。心機一転、来年はチャンピオンを全力でとりにいきます」とチャンピオン再奪取への意気込みを語った。片岡選手も「今シーズンは、流れをつかみきれなかったシーズンでした。ただ、最終戦では自分たちらしいレースができて、悪い流れは断ち切れたのではないかと思っています。車両の方も来季使う『AMG GT3』は、ほかの車両に比べても信頼度の高いマシンだと思っています」と新車両への期待を語ったほか、「来季は、開幕からバンバンとっていってチャンピオンを獲得します」と心強いコメントを寄せた。

メンテナンスを担当するRSファインの代表・河野高男氏は「今年は空回りし、史上まれにみるひどい年でした。このチームで勝てなかったのは、今年が初めてです。来季は、まずは1勝。チーム一丸となって戦っていきます」と今年を踏まえたうえで来季への意気込みを述べた。

コミュニケーションディレクターの大橋氏は来年に向けて「勝つことは重要だと思いますが、勝つことだけではなくモータースポーツを楽しんでもらえるようするための情報を発信していこうと思います」とモータースポーツファンの獲得に向けた活動へ力を入れていくことを明かした。

続いて、来季のチームのシンボルとなるレーシングミクのイラストがお披露目された。昨年に続いてアートディレクターはコヤマシゲト氏が務め、イラストは『ソードアート・オンライン』や『キルラキル』で作画監督などを務めたTRIGGERの米山舞氏が担当している。来季のレーシングミクは、原点回帰して公募で一般ユーザーから集まった作品をベースにコヤマ氏、米山氏によってブラッシュアップされた作品となっている。

アートディレクターのコヤマ氏は「フェニックスと炎をテーマに、入賞した5作のパーツを集めて作り上げています。例年、白とグリーンが多かったのですが、来年は情熱的にいきたいと思ったので赤を使ってみました」と解説。米山氏は「オーダーでかわいくとありましたが、これまでが結構かっこよかったので……」と当初はオーダーに戸惑いを感じていたことを告白。イラストを見た片山は「自分はデザインのことはさっぱりわかりませんが、ミクがスポーティーで若返った感じがします」と感想を述べた。

終盤には谷口選手が「車を速そうなデザインにしてください。負けたら、車のせいにしますので」とリクエストし、会場を沸かせていた。

なお、この日発表されたイラストを使用した車両やミクサポーターズのレースクイーンは、2016年2月7日に千葉・幕張メッセで開催される「ワンダーフェスティバル」の会場で発表を予定している。

(C)米山舞 / Crypton Future Media, INC. www.piapro.net directed by コヤマシゲト

(トランジスタ)