U-18フットサル日本代表は23日、大阪・岸和田総合体育館で3日間のトレーニングキャンプをスタートさせた。9月の茨城合宿に続く2回目のキャンプとなった今合宿には、新たな12選手を含む、全18選手が招集されている。

 選手たちはトレーニング前、自分たちでフットサルのコートのラインを引き、ゴールを組み立て、3日間の練習を行うピッチをつくった。ウォーミングアップの後に、前回の合宿でも行ったフットサルの6つのシュートへ行くパターン練習を再確認。マークを外して速攻を狙う2対2のトレーニング。素早くフィニッシュを打つ意識と状況判断力が鍛えられる1対1のトレーニングを約2時間にわたって行った。

 前回の合宿時は、チームに持ち帰って取り組める練習メニューを紹介するなど、より時間をかけてチームを育成していく方針だった。しかし、来年開催が予定されている第1回AFC U-20フットサル選手権に向けて、今後の代表活動が大会直前の一度しか行えないことが決定。小森隆弘監督は、普段、サッカーチームに所属している選手たちが、よりフットサルに慣れるようなトレーニングに方向転換した。

 小森監督は「5回くらいやるはずが、1回しかできなくなりました。当初はラージグループをつくり、一定のタレントの中から徐々にチームをつくっていく感覚でしたが、ラージグループをつくることは変わらないのですが、ある程度、前回と今回でイメージをはっきりと絞らないといけなくなりました。今回のメンバー構成は3分の1が2回目の人、もう3分の1が普段フットサルクラブに所属している人、残りの3分の1がサッカーの人。今日はその最後のサッカーの人たちに、急ピッチでフットサルに慣れてもらうために必要な強度だったというのが、主な理由です」と、この日の意図を説明した。

 合宿2日目となる24日には、2部練習を行う。前回はチームに持ち帰ってからもできるようにと、フットサルに特化したフィジカルトレーニングメニューなどを伝えたが、今回はより実践の中で起こり得るサッカーとは異なるセットプレーのパターン確認などを行う予定だ。

(取材・文 河合拓)