風邪やインフルエンザが気になる季節ですね。手洗いやうがいは基本中の基本ですが、そこに免疫力アップに役立つ食材「しいたけ」を加えて、今シーズンは風邪知らずに過ごしませんか?

ビタミンDが風邪予防に効果的だった!

しいたけは生でも乾燥させたものでも低カロリーで栄養価が高く調理もしやすい優秀食材。くぬぎ、くり、椎などの原木に自生するのが「原木しいたけ」です。最近は原木に菌を植え付けて人工的に育てたものがほとんど。ベランダに出して日光に当てることで栄養価が倍増します。
干ししいたけのビタミンDの含有率は生しいたけの10倍とも言われていますが、最近の干ししいたけも電気乾燥のためあまりビタミンDが含まれていません。生しいたけも干ししいたけも、1時間程度日光にあてておくだけでビタミンDがグッと増えるので試してみて。ビタミンDはカルシウムの吸収を助け、骨粗しょう症予防や脳神経の発育に効果があることはもちろん周知の通り。でもそれだけではありません。ビタミンDには免疫バランスを調整する機能があることが報告されています。血中でビタミンDの濃度が高い人ほどインフルエンザになりにくいという調査結果もあるほどなのです。

しいたけで免疫アップが期待できるもう一つの成分

それはしいたけに含まれる「βグルカン」という多糖類。この成分は免疫細胞を活性化させる作用があることが認められています。また、しいたけ特有の成分レンチナンは、アレルギー症状の改善やがん細胞の増殖抑制効果も期待されている凄い成分なのです。実はしいたけは昔から風邪の妙薬としても知られていて、しいたけと氷砂糖を煎じたものを飲むと熱が下がり、咳も楽になるという民間療法もあります。

まさかの血流促進やダイエット作用も

マッシュルームとしいたけにしか含まれない成分「エリタデニン」は、血中のコレステロールを低下させる作用があり、動脈硬化の予防が期待できます。マッシュルームには微量しか含まれておらず、しいたけ特有の成分と言ってもよいほど。他にも「フィトステリン」というコレステロールの沈着を防ぐ成分や、ビタミンB1、ビタミンB12、各種ミネラルも豊富に含まれています。しかも食物繊維が豊富なので腸の働きを活発にしてくれますから、ダイエットにももちろん◎。

しいたけは煮ても焼いてもおいしく、揚げ物でも汁物、鍋でも食べられるので、この時期は毎日でも食べたい食材。風邪予防のためにも、うがい・手洗い・しいたけです!


writer:しゃけごはん