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10年ぶりの新作とあって、世界中に熱狂を巻き起こしている『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』!12月18日全世界同時公開のため、新作はわずかな情報しか明かされていないけど、こりゃ、見にいかなきゃ!!といっても、そもそも『スター・ウォーズ』ってどんなドラマだったっけ?

「『スター・ウォーズ』は宇宙を舞台にした壮大な親子ゲンカなのよ。そこに、親子の愛憎や禁断の恋が絡んできちゃう。要は昼メロドラマと同じなのよ。まさに“韓流ドラマの元祖”といっていいと思うわ!」

そう力強く持論を展開するのは、映画ライターのよしひろまさみさん。オネエならではの独自のユーモアと鋭い切り口で、『スター・ウォーズ』シリーズを解説。

「話自体はベタで、勧善懲悪のおハナシ。先に作られたエピソード4〜6は、銀河を牛耳る悪の枢軸ダース・ベイダーに、ルーク・スカイウォーカーやレイヤ姫、ハン・ソロたち反乱同盟軍が立ち向かい、平和を取り戻すストーリー。そんなベイダーは、もともとは辺境の惑星で奴隷の身分だったアナキン・ウォーカーという少年。純真な少年がどのように暗黒面に堕ちたかを描くのが、エピソード1〜3名の」(よしひろさん・以下同)

善悪がハッキリしていて、設定もシンプル。悪者は見た目にも悪そうに描かれていて、分かりやすい。確かにルークとレイヤが実は双子の兄妹だったとか、ベイダーとルークが実は生き別れた父子だったとか、まさに韓流ドラマっぽい!

修行中で恋愛禁止だったにもかかわらず、ベイダーになる前のアナキン青年は5歳年上のパドメ・アミダラと恋をして、子ども(ルークとレイヤ)まで作っちゃうし……。

「最新作『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』のヒロイン・レイは、レイヤとソロの娘という説もあるけど、ルークの娘だという説も捨てがたいのよね。ルークとレイヤは双子の兄妹だけど、ルークは実際にベイダーを倒すほど強い力を持っていたし、主人公・レイはその血を受け継いでいるに違いないと思うわ!」

最新作はオリジナル3部作の最終章・エピソード6『ジェダイの帰還』から約30年後が舞台。ルークやハン・ソロなどオリジナルキャラクターも登場予定だ。

「ただし、これから新しいエピソードが始まるので、過去の作品の登場人物たちの出番はちょこっとだけかも。『スター・ウォーズ』シリーズを見ていない、よくわからない人でも面白く見られるように作られていると思うわ!」

とにかく“祭り”にはノらなきゃ損!家族みんなで見に行こう!