ロボとTwitterを繋げると?IoTの便利さを身近にするヤフーのmyThingsでモノとWEBが簡単コネクト

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あらゆるモノがインターネットに繋がるIoTが注目を集めています。一方でIoTで生活がどう便利になるのかいまいちピンとこない方も多いのではないでしょうか。

ヤフーのmyThingsは、モノとWEBサービスを簡単にコネクトできるプラットフォーム。単体のデバイスやサービスでは行えない『こうだったらいいのにな』を、サービスやデバイスの組み合わせにより手軽に可能にし、IoTの便利さを身近に感じることが出来ます。

【ギャラリー】ヤフー myThings (12枚)



myThingsは、IoT製品やWEBサービスを連携させ、新しく便利な使い方ができるようにするサービスです。スマートフォンのmyThingsアプリで「トリガー」と「アクション」を設定することで、最も簡単なプログラミングのように、複数のモノとサービスを組み合わせられます。

例えば、インターネットに繋がる室内温度計が一定温度を検知すると、メールで通知して室内熱中症を予防したり、Twitterで特定のハッシュタグが流れたらスマートフォンにプッシュで通知、ネットに繋がる鳩時計をYahoo!オークションと連携させ、商品が落札されたら鳴いてしらせてもらうといった具合。

このようにデバイスとサービス、そしてトリガーとアクションの組み合わせにより、デバイスやサービス単体では実現できない思いもよらない使い方を可能にします。

上記がつなげられるサービス・デバイスの一覧です。TwitterやFacebookなどの主要SNS、天気予報、EverNoteやGoogle Driveなどのクラウドストレージ、WithingsやFitbitなどのウェアラブル活動量計、そして自作IoTデバイス向けのAPIも提供されています。

こちらはmyThingsの活用例の一つ。鍵をひねったことを検知するIoTデバイス Hackeyです。myThingsを使ってEvernoteと連携すれば、簡易的な出退勤システムに早変わりします。

右にひねって出勤、左に捻って退勤とすれば出退勤を記録可能。近代的な出退勤システムは高コストになりがちですが、myThingsを使えば9980円で販売されているHackeyだけで簡易的な出退勤システムが構築可能。予算的制約の大きいスタートアップ企業でのユースケースが想定されます。

エバーノートに記録された出退勤ログ

こちらは高機能学習リモコン iRemocon(アイリモコン)です。テレビや照明、空気清浄機などリモコンで操作できる家電をこれ1台で操作可能。複数あってどれがどれか紛らわしいリモコンをまとめられます。また360°の全方位に赤外線を発信するために置き場所もあまり選びません。

このように単体でも非常に便利なデバイスですが、myThingsでYahooの天気情報を連携させれば、たとえば天気予報が雪なら雪の音楽を流したり、帰宅時に最寄り駅に着いたら、GPSで検知してそれをトリガーに自宅の照明を付けるというアクションを設定したりと、安心して家に帰れるようにする動作も実現することができます。

ユカイ工学のおしゃべりするコミュニケーションロボット BOCCO(ボッコ)です。myThingsを使えば、例えばYahooロエン検索から得た電車の遅延情報を言葉で知らせる、天気予報から傘の必要性を声で教える、Twitterで特定のハッシュタグが流れた時に声で知らせるとった使い方が可能です。

アクティブトラッカーとの連携例です。myThingsアプリでトリガーを「眠りについたら」、アクションを「メールを送信する」に設定。こうすれば、子供の腕にアクティブトラッカーを装着した際に、子供が眠りにつくとメール通知されます。お父さんやお母さんが、クリスマスイブに子供にプレゼントを置きに行くときに役立ちます。

そのほか、シャープのロボット掃除機 COCOROBOや、WithingsのIoT体重計もmyThingsと繋がります。

myThingsの対応製品を集めた展示会には、シャープが2016年6月頃の発売を目指すロボット型携帯電話RoBoHoNの姿もありました。myThings対応は未定ですが、しゃべって踊れ、プロジェクター投影も可能な本気が対応すれば活用の幅はかなり広がりそうです。

myThingsでは、モノに限らずWEBサービス同士も連携できます。例えばInstagramとFacebookの連携例では、Instagramで沢山ライクがついた画像だけをFacebookに保存するといった動作が可能。組み合わせの例はQRコードやURLなどでシェアできます。

なお海外にはmyThingsに似たプラットフォームとしてIFTTTが存在します。IFTTTとの違いについてヤフーの担当者は『IFTTTはWEBサービス同士のコネクトがメインなのに対し、MythingsはIoTという文脈においてガジェットとサービスを繋げることに重点を置いている』と話します。

また、ヤフーがmyThingsを提供する意義については『一般の方がインターネットを使う伸びしろ、生活にいてITを前提とする機会を増やせる』とし、今後も連携できるデバイスを増やしたり、連携のしやすさを向上させるなどしてmyThingsサービスを進化させたいと語っています。