エレベーターホールに同システムの情報を表示するモニターを設置したイメージ。地震発生時に慌てて逃げることで二次災害に巻き込まれる可能性を軽減するシステムとなる(画像はプレスリリースより)

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 芝浦工業大学は21日、地震発生時に建物に何が起きているのかをリアルタイムに把握することができる防災情報システムを開発したことを発表した。

 同大学環境システム学科の増田幸宏准教授が開発したもので、災害時にマンションや高層ビルなどの設備やライフラインへの影響を、建物内部に設置された電子モニターで表示する。通常の防災情報では広域の情報提供がメインとなってしまうが、このシステムでは建物自体の状況をリアルタイムに把握することができる。

 近年の建物は構造強化により、地震災害発生直後などは屋外よりも屋内の方が安全な場合も多々あるため、災害発生時でも「逃げずに、とどまる防災」といった適切な行動の選択が可能になる。

 すでに9月から新宿区西富久のタワーマンションを含む再開発地区に導入されており、今後は商業施設や病院などへの導入も検討していく。

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