メッシvs宇佐美、五郎丸vs遠藤。極限対決に触発され、極限のスレスレトークのビートたけしと爆笑問題

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大晦日は、家でゆっくりテレビを観ていたい。「紅白歌合戦」(NHK)を筆頭に「笑ってはいけない〜」(日本テレビ)も捨てがたいし、フジテレビはなんと新格闘技イベント「RIZIN」の生中継を敢行するとのこと。

そしてTBSでは、我らがビートたけしと爆笑問題による「史上最大の限界バトル KYOKUGEN」が2015年も放送される。


この番組は今年で4回目を迎えており、TBSによる“大晦日の風物詩”と呼ぶにふさわしい。2015年も番組名そのまま、トップアスリート達の限界に迫る企画の数々が実行された。12月20日に行われたスタジオ収録へ行ってきたのだが、一流選手たちにとんでもないことをさせているのだ。

リオネル・メッシvs宇佐美貴史


この天才2人には、ボレーシュートで対決してもらう。しかし、ただボールを上げ、それをゴールに打ち込むだけではない。ボールを上げる機械が左右にあり、どちらからボールが上がるかはわからない。しかも、ゴール内には1.5m、1.0m、0.5mの的が設置されており、このどれかに当てないと得点にはならないのだ。0.5m的は、はじっこのメチャメチャ難しい場所に掲げられてるし!

戦前、スタジオゲスト勢による結果予想は以下のように分かれている。
メッシ勝利
大久保嘉人、ゴン中山、篠原信一、古閑美保
宇佐美勝利
山田章仁、浅田舞

ゲームがスタートすると、やはり2人とも天才だ。「だんだんコツがつかめてきたぞ!」とやるたびに精度が上っていくメッシもいれば、「上手くなってない、俺?」と自画自賛するほど的中率が高まっていく宇佐美にも惚れ惚れする。
勝敗については当日の放送を楽しみにしていただきたいのだが、「こんなに楽しかったっけ、サッカー?」という宇佐美のセリフから、ゲームの興奮度と白熱度を想像できるのではないだろうか?

五郎丸歩vs遠藤保仁


太田光が「猪木vsアリ戦みたい」と評した、ラグビーとサッカーによる異種格闘技戦。今回のゲームは、特別ルールである。五郎丸はラグビーボールを、遠藤はサッカーボールを用いる。そして、ラグビーゴールへフリーキック! しかもキックを放つ場所は、1回毎にくじ引きで決められるのだ。右or左サイドからかもしれないし、正面からかもしれない。近くからかもしれないし、遠くからかもしれない。その上、シュートを決めていくごとにラグビーゴールの幅は狭まっていく。5.6mから始まり、最終的には50センチメートル幅のポール目掛けてフリーキックを放つというムチャ振り!

今回のスタジオゲストらによる勝敗予想は、以下だ。
五郎丸勝利
山田章仁、浅田舞
遠藤勝利
大久保嘉人
「いやぁ、想像もつかないですね」(田中将大)

実は今回対決する二人、かねてよりお互い意識していたらしい。
五郎丸 (遠藤は)天才だと思います。打ったシュートは全部入ってるイメージが(笑)。
遠藤 同じフリーキックを打つ選手として、「いい脚持ってんなぁ」と思ってます。

キックを放つ前、もちろん“五郎丸ポーズ”をとる五郎丸選手。番組内では「動き出してから8歩で蹴る」という事実も解説され、また「このポーズをルーティンにし始めてから成功率が上がった」という五郎丸選手のコメントも紹介されている。
結果については、大晦日をお楽しみに!

石川遼vs宮里美香


この対決では、MC・ビートたけしが考案したゲームが行われた。ティーグラウンドから100ヤード離れた場所にある池に特製の小島が設置されており、なんとこれがグリーンなのだ。この小島に、ワンオンさせられるかどうかを競うゲームである。
ちなみに小島の面積は3m、2m、1m、50センチメートルの4種類があり、もはや“世界最小のグリーン”と断言してもいいだろう。
たけし 自分で言い出したんだけど、実際に見て驚いた! 徹夜で作ったスタッフさんがえらいね。

こんなグリーンへ、両者ともにポンポン乗せていくのが凄い。打った瞬間に「ありがとうございます!」とワンオンを確信し、実際にワンオンさせてしまう光景は、まるで精密機械を見ているよう!
古閑 ショートゲームというのは男子と女子で上手さが変わらないですし、両選手とも本当に上手いです。

魔裟斗VS山本KIDなど、生中継の格闘技戦も


当日は「魔裟斗VS山本KID徳郁」による11年ぶりの格闘技戦&井岡一翔の世界タイトル防衛戦が生中継され、こちらに関してもファンは見逃せないだろう。
太田 魔娑斗って言っても、ぼんちのまさとじゃないですからね。
たけし おさむちゃんの相方?

ビートたけしと爆笑問題による感想が、極限にスレスレ


番組収録終了後、ビートたけしと爆笑問題の囲み取材が行われたのだが、この3人が揃っただけにスポーツとは全く関係のない話題で盛り上がってしまう

――収録を終えて、いかがでしたでしょうか?
たけし いいキャスティングができて、ありがたいことで。メッシとか、遼くんとかね。海外で鍛えられてる人ってスゲエなっていうのがすごいよくわかったし。ボクシングも、井岡どうなんのかな? っていう。
太田 もし俺も気持ちが乗ったら、KIDと魔娑斗の勝った方とやろうかなと思ってますけど。紅白では「和田アキ子vs小林幸子」の対決があるから、そっちには勝ちたいなと思って。
――たけしさん、一番心に残った対決は?
たけし 自分が参加してた100ヤードのゴルフ対決は、凄いねえ。あそこまでウェッジやアイアンを扱うプロのゴルファーってのは。
太田 ◯◯◯◯◯◯(某有名ゴルファー)は、なんで後ろ髪が?
たけし あれは「無煙ロースター頭」って言って、◯◯◯◯(某歌手)と同じだろ? 焼肉屋行ったら、煙がおでこから入って後頭部から出るっていう。新製品で。
――番組は「KYOKUGEN」というタイトルですけど、皆様はどんな極限なことにチャレンジされたいですか?
田中 なんでしょうね。難しいね……。
太田 玉、もう一個取る。「どこまで体を取れるか?」の極限に挑戦するっていう。
田中 おかしいでしょ。まず、性別が変わってしまうから。俺、一個これ取ったら、今のKABA.ちゃんと同じ状態になるから。
太田 サオだけ〜。
たけし 「パンツ穿いてる」とは言わなくなっちゃうよ、それじゃ。干してるってことになっちゃう(笑)。
太田 安心してください、干してますよ。
たけし それで、あの大臣にかぶってもらえばいいんだよ。
田中 やめてください!
――今回、様々な極限バトルがあったと思うんですけど、番組を通して改めて「アスリートってこんなに凄いんだ」と感じたスポーツ選手の魅力をお聞かせください。
太田 五郎丸なんか、僕は本当に“にわか”じゃないですか。日本中がそうだと思うんだけど。こいつ、見苦しいくらいに流行語大賞ねらってくるなと思って。
田中 全くない! 「五郎丸」って、周りが言ってるだけだから。
太田 そうなの? ねらって出てきたんだろうなと思って。
田中 おまえだよ、一生懸命ねらってはずしてるの。
太田 今年の野球は、やっぱり博打関係のことが……
田中 関係ねえよ!
太田 いや、柴田さんの方のことを言ってるんですよ?
田中 何年前だよ、柴田さんは!
たけし 柴田さんは記者会見の時にトランプのセーター着てきちゃって。あれは、マズいだろう。
田中 ロイヤル・ストレート・フラッシュになってましたからね(笑)。
――サッカーの澤さんが引退なされまして、メッセージがございましたら。
田中 それこそ「KYOKUGEN」に出ていただいたこともあるんですけど、ちょっとショックですよね。
太田 なんで、ミスチルをパクっちゃったのか……。
田中 それは、沢久美さんだから! 引退なんて話も出てないよ。なんであの人が引退して、俺がショックなんだよ。穂希さんの方ですけどね。
たけし 引退時期っていうのがあって、それからまた復帰したっていいけども、やっぱり決断力あっていいんじゃないですか。やれること全部やっちゃった人だからな。ワールドカップ優勝して、国民栄誉賞ももらって。よく考えりゃ、俺が「おまえ、早く引退しろ」って言われてるような気がしてさ。
太田 そんなことはないですよ!
田中 そんなことは、澤さんは思ってませんよ(笑)。
たけし 「おまえたちがいるから若手が伸びないんだ」って、俺らは散々言われて。この前、マー君がいる前でさんまと言い合いになって。さんまが「あんたなんか昔は“ドロ芸人”だったのに、何が“世界のキタノ”だ」って言い出したから、アタマ来て俺が「何言ってやがんだ、このクソ芸人!」って言い返すと、マー君が「まあ、まあ」って止めに入って。そしたら、さんまがマー君に「なんだ、この球投げ野郎!」って。それ聞いて、俺は崩れ落ちたよ(笑)。

たしかに、番組のコンセプトは貫かれている。極限のスレスレトークを堪能した。
(寺西ジャジューカ)