SMAPと嵐の共通点は?グループ名の由来は2系統しかない
<ジャニヲタ歴20年・みきーるのJ-ウォッチ>

“キラキラネーム”と呼ばれる名前があります。オリジナリティを追求するあまり読めなかったり、印象が強すぎてまわりを混乱させてしまうような、ちょっと手ごわい名前のことです。

 キラキラネームは昨今の風潮と思われがちですが、実はもっと前に先陣を切った人がいたのです。誰かといえば、それはジャニーさん!

 ジャニーズのグループ名は、「どうしてそうなった?」と首をかしげずにおれないものがたくさんあります。

 当の本人たちもグループ名の由来を問われると、苦笑しながら語る場合が多い模様。特に“少年隊”や“KinKi Kids”など、大人ジャニーズになればなるほど、「大人になったのにまだ少年!」とか、自虐気味に自らのグループ名をネタにしています。

 ところでジャニーズのグループ名には、ざっくり分けて2つの系統があります。

 ひとつは、メンバーの名前や頭文字を組み合わせた“イニシャル系”、もうひとつは、グループの特徴や方向性をジャニーさん流に表した“J感ネーム”!

◆イニシャル系

タッキー&翼、KAT-TUN、Kis-My-Ft2

◆J感ネーム

少年隊、SMAP、TOKIO、KinKi Kids、V6、嵐、NEWS、関ジャニ∞、Hey! Say! JUMP、Sexy Zone、A.B.C-Z、ジャニーズWEST

 こうして見ると、デビュー組でイニシャル系の名を持つグループは、わずか3組にすぎません。言うても、イニシャル系はシャレたアナグラム風なのですが、反対にJ感ネームの冴えっぷりは常軌を逸しています。

 たとえば関西のアイデンティティを前面に出した“KinKi Kids”、“関ジャニ∞”、“ジャニーズWEST”。その、たたみかけるような響きのよさ!

 また、“SMAP”(Sports Music Assemble People)、“Hey! Say! JUMP”(Hey! Say! Johnny’s Ultra Music Power)らの、スマートな字ヅラとメッセージ性。

 そして、“嵐”、“Sexy Zone”らの名が放つ、藪から棒なインパクト!

「世界中に嵐を巻き起こす」という意が込められた“嵐”。

 一方の“Sexy Zone”は、「マイケル・ジャクソンのセクシーさ」をイメージして付けられたとのことですが、デビュー当時彼らは平均年齢14歳。なんともあどけない年頃に、疑問符が消えないでおりました。

 が、そんな彼らも来年は結成5周年。ここへきてほのかな色気も醸し、“Sexy Zone”の名も違和感がなくなってきたように思います。

 育ちざかりに「どうせすぐ大きくなるから」と与えられたデカい服がいつの間にかしっくりきていた、といった感じでしょうか。

 この確かな見立てこそ、ジャニー氏ならではのJ感ネーミング!

 誰も真似できないワザなのだと思います。

◆最も注目すべきグループ

 そして、今最も注目すべき“名前”を持つのが、2020年東京オリンピックでの活躍を目論む新ユニット“HiHi Jet”(ハイハイジェット)です。

 “HiHi Jet”の名は、メンバー(橋本涼さん、井上瑞稀さん、羽場友紀さん、猪狩蒼弥さん)の頭文字とJet(Johnny’S entertainment team)で構成された、いわばイニシャル系とJ感ネームのハイブリッドです。

 大変中毒性のあるオリジナル曲「HiHi Jet」を引っさげ、ローラーで華麗に舞台を駆ける彼ら。果たして無事にCDデビューを叶え、その名をとどろかすことができるのか――!?

 東京オリンピックと同じく、超楽しみに見守りたいと思います。

【JOHNNYS’World】HiHI Jetが出演中のミュージカル、2016年1月27日(水)まで、東京・帝国劇場で上演中。佐藤勝利、中島健人、A.B.C-Z、MR.KING、Snow Man、SixTONES、内博貴らが出演。http://www.tohostage.com/johnnys-world/

<TEXT/みきーる ILLUSTRATION/二平瑞樹>
【みきーる】
ジャニヲタ・エバンジェリスト。女子マインド学研究家。応援歴20年超のジャニーズファン。女心を知って楽しく生きるためのライフハック“女子マインド学”を提唱。著書に『ジャニヲタあるある』(アスペクト)『ひみつのジャニヲタ』(青春出版社)他。Twitterアカウント:@mikiru。公式ブログ『俯瞰! ジャニヲタ百景』