自動運転車に運転手は必要か・スポーツカーの背中から飛び立つドローン・巻取り式太陽電池(画像ピックアップ12)

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​1週間のうち、拾いきれなかったをニュースを集めてお伝えします。今週は自動運転カーに運転手が必要な話、ドローンを背負うスポーツカー、オリオン座に見つかったライトセーバーなどをお届けします。


カリフォルニア州、ロボットカーに「運転手必要」とする法規制案

  
さかんにロボットカーの試験走行が行われているカリフォルニア州の運輸局が、自動運転車両に関する法律の草案をまとめました。この案ではたとえ自動運転車両であっても、運転席に乗員が必要だとしています。これは完全に無人の自動車がボタン一つで目的地へ連れて行ってくれる未来はまだ先だということを意味します。

自動運転車を開発している Google はかねてより「自動運転車は全体の94%にのぼる、人間が原因の交通事故を減らすことができる」としており、州の草案に「失望した」と声明を発表しています。

また草案には「自動運転車には第三者による車検の実施を義務付けるほか、メーカーには事故やハッキング発生時には報告しなければならない」としています。これは最近のコネクテッドカーに対するハッキングの表面化も関係しているかもしれません。

伝えられるところでは、Google は完全無人の自動運転車を用いたライドシェアサービス会社の設立を準備しているとされます。

[Source : IEEE Spectrum]

巻取り式ソーラーチャージャー

 
プリント型太陽電池をとその試験機器を扱うデンマークのスタートアップ、infinityPVが、巻物風ソーラーチャージャー「HeLi-on」を開発しました。現在、クラウドファンディングサービスKickstarterで出資を募集中。期間は2016年1月8日まで。

フィルム状の太陽電池部分は厚さ2ミクロン。青い巻物ケースは大きさ11.3 x 3.6 x 2.8cm。内部には2600mAhのバッテリーを備えており、あらかじめ電力を蓄えておけるほか、USB端子からスマートフォンなどへ給電することができます。またUSB端子は内蔵バッテリーの充電にも対応します。あらかじめ充電しておけばモバイルバッテリーとして使えるほか、バッテリー切れになっても天気さえ良ければ充電が可能なため、海や山へのレジャーなど電源のないところへ出かける場合は便利かもしれません。

記事執筆時点で HeLi-on を入手できる枠は685デンマーク・クローネから。日本円にして1万2000円前後です。

【ギャラリー】「HeLi-on」 巻物型ソーラーチャージャー (8枚)



[Source : Kickstarter]

ドローン用ヘリポートを備えるスポーツカー

 
スイスのメーカーRinspeedが、自動運転機能付きスポーツカーのコンセプト「Σtos」を発表しました。2016年1月に開催の家電見本市 CES 2016 で展示予定です。

Σtos の特徴は背後のエンジンカバー上にドローン用の発着ポートを備えるところ。紹介動画ではドローンを乗せて出かけ、途中でΣtosからドローンが離陸します。ドローンが車の周囲状況を把握すると、運転席のステアリングホイールが収納され、Σtosは完全な自動運転へと移行します。
  
この動画で気になるのは、ドローンを誰が操縦しているのか。別のカットでは女性が操縦しているシーンがあるものの、走行中にドローンを操縦する人は見当たりません。他にもいろいろ突っ込みたくなる見どころ満載の紹介動画はギャラリーに掲載しました。

【ギャラリー】Rinspeed Σtos (9枚)

[Source : Rinspeed, Popular Science ]

「お坊さん便」が物(仏?)議を醸す

  
ネット通販サイト アマゾンで、お坊さんを呼べるサービスが始まりました。と言ってもドローンがお坊さんを吊り下げてやってくるわけではありません。これは 株式会社みんれび が自社サイトで提供していたサービスの間口拡大を狙い、アマゾンでの受付を開始したため。

近年では全国的に家庭とお寺の関わりが薄れつつあり、また度重なる転勤や移住によって菩提寺がないという家も珍しくありません。またお坊さんに法事に来てもらうにもお布施・心付けはいくら包めばよいのかなど、なかなか他人には聞きづらい問題もあります。

「お坊さん便」では基本料金3万5000円、移動ありで4万5000円、移動+戒名授与で6万5000円などと明確に金額を提示しており、これならお寺との付き合いがなくても気軽に(?)お坊さんに来ていただくことができそうです。またアマゾンでの受付開始以降、お坊さん便に登録を希望する僧侶の方々も多いとも伝えられます。

ただ、やはり普段から付き合いのないお坊さんに来てもらうとなると、どんな方がみえるのかは会ってみないとわかりません。筆者は「本業が他にあり、副業で僧侶として法要に回っている」という方に出会ったことがありますが、そのようなことが気にならない、または気にする必要がないのであれば「お坊さん便」は便利なサービスかもしれません。

[Images : Amazon]
[source : Amazon]

NASA、オリオンの若き星に「フォースの覚醒」を発見

 
12月18日公開の映画『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』が世界的に盛り上がりを見せています。そしてNASAも負けじとその流行に乗っかっています。

NASAは、ハッブル宇宙望遠鏡による観測で、オリオン座の方向1350光年の位置に「ライトセーバー」を発見したと発表しました。
 
たしかに想像力をはたらかせればライトセーバーに見えなくもないこの光の筋は、生まれたばかりの星がその回転によって放出しているガス。とすると周囲の部分的に黒く見えるところはフォースのダーク・サイドといったところかもしれません。