オーガニックコスメと聞くと安心・安全が保証されていると思っていませんか? 実は世界には統一された安全基準がありません。少量のオーガニック成分が含まれるだけで、オーガニックコスメとして販売されることが許されている現状です。ここではより安全な商品を選ぶためのチェックポイントをまとめてみました。

オーガニックコスメで気をつけることがある!

日本の薬事法では「化粧品は3年間は品質が変わってはいけない」と定められています。そのためオーガニックコスメであっても防腐剤は必ず使用されているはずです。店頭には防腐剤や香料を使っていない「無添加コスメ」が並んでいますが、そのままでは当然腐ってしまいます。そこで変質しないように合成ポリマーなどの化学物質を「添加」しているのです。ここがオーガニックコスメの矛盾点とされます。合成ポリマーは合成樹皮で強い刺激を持つ化学物質で、特にジェルタイプの化粧品に含まれていることが多くなっています。

合成界面活性剤の危険性

合成界面活性剤も品質劣化を防ぐために使われています。この物質は水と油など性質が違うものを混ぜ合わせるときに使うもので、クリームなどは古くなると水と油が次第に分離するため、それを防ぐために配合されます。合成界面活性剤は肌の皮脂膜を溶かす作用があり、肌のバリア機能を弱めてしまいます。そのため乾燥肌や敏感肌の人にとっては避けたい成分です。しみやしわなどの原因にもなりうるので気になる人は注意しましょう。

成分を必ずチェックしよう!

2011年厚生労働省は、化粧品に使われるすべての成分を表示しなければならないという制度を定めました。面倒かもしれませんが、表示成分を必ず見るほうが自分のためになります。中には天然・植物由来の合成ポリマーや合成界面活性剤もあるので、詳しくチェックしてください。また医薬部外品には実は成分表示が義務付けられていません。肌のトラブルが気になる人は安易に使用しないほうが無難です。


writer:松尾真佐代