ミランは20日のセリエA第17節で、フロジノーネに敵地で4-2と勝利した。コッパ・イタリアでの勝利とこの日の白星で2015年を終え、シニシャ・ミハイロビッチ監督はベンチの座を確保した形だ。

「我々は素晴らしい試合をした。先制のチャンスもあったが、それを決められなかったね。我々はプレーを続けた。もっとチャンスをうまく生かさなければいけなかったんだ。ハーフタイムに、選手たちには落ち着いてプレーを続け、闘志をもっと出すようにと伝えた。後半はうまくやったね。妥当な勝利だった」

ミランは6位で今年を終えた。ミハイロビッチ監督は、しばらく前にターニングポイントがあったという。

「ナポリ戦で大敗して以降、我々はまずまずの歩みだった。公式戦12試合で7勝4分けだ。負けたのは一度だけだよ。もちろん、ヴェローナ戦やカルピ戦は勝たなければいけなかったし、勝利に値した。この勝ち点4があれば、我々はもっと上にいたんだ。だが、まだ取り戻す時間はある。仕事をし、負傷者が戻ってくれば、我々には改善の余地があるんだ」

「大きな満足を手にすることはできる。大事なのは自信を持つことだ。グループはまとまっている。それを示した。落ち着いてクリスマスを過ごそう。また競っていこうという意欲や勇気には満足している。批判していた者の口をふさいだね」

「(アンドレア・)ベルトラッチは歩みと気質が変わった。今日は違いをつくったね。本田(圭佑)がマーケットで売りに出されたことはない。彼が心配すべきは、うまくプレーすることだけだ。チャンスを無駄にすれば、自分の番を待たなければならない。このまま続ければ、問題はない」