不振ラツィオがメロ退場の首位インテル撃破でリーグ戦8試合ぶりの勝利《セリエA》

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▽セリエA第17節インテルvsラツィオが20日にジュゼッペ・メアッツァで行われ、1-2でラツィオが勝利した。インテルの長友はベンチ入りしたものの出場機会はなかった。

▽前節のウディネーゼ戦を4-0で快勝して2015年を首位で終えることを確定させたインテル(勝ち点36)は、5日前に行われたコッパ・イタリア5回戦のカリアリ戦も控え主体で臨みながら3-0で快勝。その試合のスタメンから8選手を変更し、カリアリ戦でフル出場した長友はベンチスタートとなった。

▽一方、前節サンプドリア戦を終了間際の失点で1-1と引き分け、リーグ戦7試合未勝利となった12位ラツィオ(勝ち点20)は3日前に行われたコッパのウディネーゼ戦を何とか勝利して準々決勝進出を果たした。その試合のスタメンからカタルディに代えてパローロのみを変更。公式戦3戦連発中のマトリが先発となった。

▽試合は開始5分に動く。右CKからビリアがサインプレーを使うと、マイナスのクロスボールをボックス手前右のカンドレーバがダイレクトで一閃。強烈なシュートが密集をすり抜けてゴール右に決まり、ラツィオが先制した。

▽ここから自陣に引きつつカウンターを狙ったラツィオが主導権を握る。[4-3-3]の布陣で臨んだラツィオは右ウイングのカンドレーバの単騎突破でけん制しつつ、ビリアが攻撃の起点となるヨベティッチを潰していく。

▽一方、ペリシッチとビアビアニを両翼に据える[4-4-2]で臨んだインテルは、攻め手を見いだせず、イカルディが孤立。42分のA・テレスのFKはGKベリシャにセーブされると、逆に44分にはメロの横パスをカットされ、カンドレーバに決定機を許してしまう。しかし、シュートは枠を外れて、前半を1点ビハインドで終えた。

▽後半もインテルが圧力をかける入りとなる。54分にはボックス右で得た間接FKからA・テレスがシュートを狙うも、GKベリシャにセーブされてしまう。ゴールが遠いインテルは58分、2枚代えを敢行。ヨベティッチとビアビアニに代えてリャイッチとブロゾビッチを投入した。

▽すると61分、ペリシッチのダイレクトスルーパスに抜け出したイカルディがボックス中央に進入。GKの股間を射抜くシュートで制し、同点とした。ここから勢い付いたインテルだったが、徐々にトーンダウンし、後半半ばを過ぎるとラツィオにこう着状態に持ち込まれてしまう。

▽すると86分、粘りの守備を見せていたラツィオがPKを獲得する。ミリンコビッチ=サビッチがボックス右でメロと空中戦を競り合った際に倒されると、主審はPKスポットを指した。これをキッカーのカンドレーバが枠の左に蹴るとGKハンダノビッチにセーブされるも、ルーズボールをカンドレーバが左足で押し込んだ。

▽失点を受けてパラシオを投入したインテルだったが90分、メロがビリアに対してかかと落としを見舞って一発退場に。その後、ラツィオのミリンコビッチ=サビッチも2枚目のイエローカードを受けて退場となったが、インテルは同点に追いつけず1-2のまま敗戦。今季3敗目を喫し、5位ローマまで4ポイント差に詰め寄られている。一方、勝利したラツィオはリーグ戦8試合ぶりの勝利となった。