「ジョゼ・モウリーニョはサバティカルの一年にはしない。彼は疲れておらず、それを必要としていない。彼はすでに未来を見ている。ポジティブに考え、楽しみにしている」

チェルシーを去ることになったモウリーニョ監督のマネジメント会社が、声明でこう明かした。

「ジョゼはロンドンで生活を続ける。そして、彼と彼の家族にプライベートを維持する機会が与えられることを願っている。今後について現状を話すことはない。メディアにはこの決定を尊重することを求めている」

チェルシーの幹部によると、モウリーニョ監督との別れは「同意に基づいて」いるとのことだが、今回の声明では解任だとしている。

「ジョゼはそのキャリアにおいて、何度かクラブを離れることを選んできた。彼が去らなければいけないとクラブの方が決めたのはチェルシーだけだった。彼にとっては常に一つのサイクルの終わりであり、新たなサイクルを始める機会だった。ジョゼはチェルシーを離れてからの将来が、2007年にクラブを離れたときと同じように成功になることを願っている」

かつてインテルやレアル・マドリーを率いたモウリーニョ監督は、チェルシーでの2度目の冒険を終え、ベンチに戻る用意をしている。『Indipendent』は、その舞台がマンチェスター・ユナイテッドになると報じた。マンUのルイス・ファン・ハール監督も、「勝たなければモウリーニョと同じ終わりになる」と述べている…。

マンUはチャンピオンズリーグでグループステージ敗退に終わったばかり。11月21日以降、リーグ戦でもカップ戦でも白星から遠ざかっている。ファン・ハール監督は勝たなければいけないのだ。そうでなければ、モウリーニョ監督を招へいする可能性はより具体化する。モウリーニョ監督も、マンUのベンチに座りたいとの希望は秘密にしてこなかったが…?