Doctors Me(ドクターズミー)- 更年期の薄毛が気になる! 原因は急激な“女性ホルモン”の減少!?

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女性は閉経に近づくにつれ、冷えやめまい、頭痛といった身体の不調が気になる人もいるのではないでしょうか。更年期では人によってさまざまな症状が見られますが、その中には髪の毛がだんだん薄くなるといった症状も見られます。

今回は、この更年期に見られる脱毛症について医師に教えてもらいました。

そもそも“更年期”ってなに?

更年期には、女性ホルモンの一つであるエストロゲンの分泌が関係しています。
このエストロゲンは思春期から少しずつ分泌が増え始め、28〜30歳頃がピークになるといわれています。その後35歳くらいを境に、急激に下がっていきます。このエストロゲンの分泌が低下することによって、ほてりやのぼせ、頭痛、めまいといった更年期の症状が見られるようになります。

更年期と脱毛の関係

実はエストロゲンには髪の毛の成長に関係する働きもあり、更年期に見られる症状の一つ、脱毛もこのエストロゲンの分泌が影響しているといわれています。更年期になりエストロゲンの分泌が減ると、髪の成長が遅くなり、次第には髪の毛そのものが細くなったり、一つの毛穴から出る髪の毛の量が減ってしまいます。

女性の場合は、男性のように髪の生え際や頭頂部の髪の毛が薄くなるというよりは、全体的に髪の毛が薄く細くなるのが特徴的です。また、更年期の薄毛は、基本的にはホルモンバランスの乱れが原因ですが、その背景には家庭や日常生活のストレスが原因になっていることも少なくありません。

薄毛の進行を遅らす3つの対処法

では、更年期で髪の毛が薄くなってきた場合には、どのように対処すればよいのでしょうか。残念ながらエストロゲンの分泌低下を止める方法はないものの、早め早めに対策を施すことで、薄毛の進行を遅らせることは可能です。

1.頭皮マッサージをする
頭の血流が悪くなると、薄毛になりやすくなるといわれています。育毛剤や専用シャンプーを使ってマッサージするなど、血流をよくする工夫をしてみましょう。また、シャンプーやリンスをしっかり丁寧に洗い流すことも大切です。洗いすぎは頭皮の乾燥を引き起こし、かえって薄毛を悪化させるため注意しましょう。

2.イソフラボンをとる
大豆にたくさん含まれているイソフラボン。実はこのイソフラボンは、エストロゲンと似た働きをするといわれています。豆腐や味噌といった大豆食品であれば、日常生活でも無理なく取り入れることができますね。

3.生活習慣の見直し
薄毛には、食生活や睡眠不足、ストレス、たばこ、アルコールなど生活習慣も関係しています。一度、自分の生活習慣について見直してみるとよいでしょう。適度な運動を取り入れたり、より規則正しい生活習慣で過ごすことは、脱毛症だけでなく、辛い更年期症状にも有効です。

医師からのアドバイス

薄毛の進行を遅らす予防法を3つご紹介しましたが、いかがでしたか? すべてを一度に実行するのは難しいと思うので、少しずつ日常生活に取り入れていくことをお勧めします。辛い更年期症状に負けず、健康的に過ごしましょう。

(監修:Doctors Me 医師)