Doctors Me(ドクターズミー)- 妊娠中の蕁麻疹!「妊娠性痒疹」にどう対処する?

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基本的に妊娠中の薬はNG

タバコやお酒はNGといったように、妊娠中はなにかと生活の制限が出てきますよね。お腹の赤ちゃんのことを考えてカフェインを控えたり、早寝早起きを心がけたりもする人も多いでしょう。また、妊娠を機に野菜や果物などを取り入れた健康的な食生活を意識したり、たんぱく質やカルシウムを意識的に摂る人もいると思います。

そして、特に初期はつわりがあったりと体調の変化に戸惑う人もいるでしょう。そこで困るのが、「妊娠中は薬が思うように使えない」ということではないでしょうか。頭が痛ければ鎮痛薬を、風邪をひけば風邪薬を服用するのが当たり前の生活をしていると、なかなか慣れないものです。

妊娠中にかかりやすい蕁麻疹

妊娠中に身体のどこか、特に四肢に赤いプツプツができて、ものすごくかゆい、という経験をした人もいるでしょう。特に妊娠中期以降、安定期に入ったころから出産にかけて、四肢の伸側(外側)や体幹部(胸やお腹、背部など)によく見られるものです。これは「妊娠性痒疹」と呼ばれ、まるで蕁麻疹(じんましん)のような、とても強いかゆみが出るのが特徴です。

今回は、この妊娠中の蕁麻疹に効果的な3つの方法を医師に教えてもらいました。

かゆみを和らげる3つの方法

思わずかゆみ止めなど市販薬を飲みたくなりますが、ちょっと待って! その前に、薬以外の方法を試してみましょう。

1.冷やす
冷たいタオルでかゆい部分を冷やし、軽くパッティングします。

2.保湿する
肌が乾燥していると症状が出やすいので、特に冬場は肌を荒らさない、柔らかい通気性のよい素材の服を着て、保湿効果の高いクリームでしっかり保湿してあげましょう。保湿剤は香料などを控えた、ベビー用クリーム(赤ちゃんが生まれた後にも使うことができますね)やワセリン、妊婦用の保湿クリームでもよいでしょう。こまめに優しくお手入れしてあげてください。

3.ストレスをためない
ストレスは皮膚の症状に大きく影響することが多いため、妊娠中は自分に対する制限を厳しくしすぎたり、仕事も家事も、と頑張り過ぎないようにすることも大切です。

薬を服用する際には注意!

これらの方法でよくならないときは、妊娠の時期や薬の種類によっては、妊婦でも塗り薬や飲み薬が使える場合もあります。しかし、これはメリットとデメリットを慎重に判断する必要があるため、必ず妊娠していることを告げたうえで皮膚科専門医にかかって処方または指示を受けるようにしましょう。

医師からのアドバイス

長い妊婦生活、できるだけ快適に過ごすためにも辛い症状は我慢せず、産科の健診の際に気軽に相談するようにしましょうね。思わぬよい解決策が見つかるかもしれませんよ。

(監修:Doctors Me 医師)