6大会連続五輪出場に向けて、U-23日本代表を率いる手倉森誠監督は18日、リオ五輪最終予選メンバー21名を発表した。残り2名は石垣島キャンプ後の30日に発表となるが、指揮官はメンバー選出の意図を以下のように語っている。

「全員攻撃、全員守備を体現できるメンバーを強化してきました。集中開催、そして長い期間の大会において戦い抜ける体力、限られたメンバーの中でいろいろなバリエーションを持たせるために、複数のポジションでプレーできる選手。そういう部分を見て選考しました」

 今回の予選はこれまで採用されてきたホーム・アンド・アウェーではなく、セントラルの一発開催となる。「連戦の中でフィジカルの部分はしっかりと持っていかなければならないし、いろいろなことを考えて戦略を練らないといけません。(大会の)後半は心の体力、メンタルが大事になってくると思うので、食事やホテルでの過ごし方などピッチ外のマネジメントも大事」。しかし、14年1月に行われたAFC U-22選手権、そして同年9月に行われたアジア大会も集中開催だったこともあり、「そういう大会を経験しているメンバー、慣れているメンバーも相当選んでいるつもりです」と話した。

 最終予選でグループBに入っているU-23日本代表は1月13日に北朝鮮、16日にタイ、19日にはサウジアラビアと対戦する。「北朝鮮とタイは日本に対する意識というところで、ものすごい力を発揮してくるはずです。中盤でのボールの奪い合いで、どちらが上回れるか。出足の勝負になってくると思うし、サウジアラビアに関しては、それにプラスしてリーチの長さと高さがあります。3戦とも、より球離れを早くしたサッカー、スピーディーなサッカーをできるかが重要になってくると思います」。6大会連続五輪出場権獲得に向けて、チームは22日から石垣島キャンプを行い、1月2日に決戦の地カタールへと飛び立つ。

(取材・文 折戸岳彦)


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