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NTTコミュニケーションズ(NTT Com)とSOINNは12月17日、AIが家計の状況を分析し、節約できそうなポイントをアドバイスする「節約アシスト」機能の開発を開始すると発表した。

本機能は、NTT Comが同日より提供を開始したオンライン家計簿サービス「Kakeibon(カケイボエヌ)」のアプリ版で、2016年6月から利用可能予定となっている。

「Kakeibon」は、無料のオンライン家計簿サービスで、インターネットバンキングやクレジットカード・電子マネーのWeb明細サービスと連携が可能となっている。ログインするだけで各種明細データを自動取り込みできるため、手間をかけずに家計簿をつけることができるだけでなく、銀行や証券会社にある資産の推移や内容も一目で確認できる。

「節約アシスト」機能は、AIがユーザーのお金の使い方を分析し、自分と似た属性を持つユーザーの使い方と比較することで、節約できそうなポイントを提案する仕組み。具体的な節約のヒントも提示し、AIの提案に対するユーザーの反応に基づき、ユーザーごとの価値観も反映するよう発展させる予定としている。

同機能は、自律的に学習することを特長とする汎用型AI「SOINN」の特長を活かすことで、ユーザーにマッチした的確な提案が可能だとしている。「SOINN」の特長の1つは、比較対象とする「自分と似たユーザー」の支出モデルを、AIが抽出した似たような特徴を持つユーザーの集まりのデータに基づいて自動で生成する自動クラスタリングによるモデル生成があげられている。また、季節や景気によって変化するユーザーの支出傾向に対して、環境変化にも自動対応し、モデルのパターンも自動更新するという。

将来的には、同機能で開発した仕組みを発展させ、より家計管理を簡単・便利にするための汎用的なAIプラットフォームとして、NTT Comクラウド上でAPI提供することを検討している。